北京2022まであと100日!冬季オリンピックにまつわる100のトリビア:パート1
北京2022年オリンピック・パラリンピック開幕まであと100日を記念して、今すぐ誰かに教えたくなる冬季オリンピックの面白い雑学&豆知識100選を紹介。全3回にわたる本シリーズのパート1では、スキーの語源、アイスホッケーの最速連続ゴールなど、盛りだくさんの内容でお届けします!
1. **1964年のインスブルック大会**は、雪不足の深刻な危機に直面していたが、オーストリア軍が5万立方ヤードの雪を運びこみ、このピンチを救った。
2. 冬季オリンピック最高齢でメダルを獲得した選手、アンダース・ハウゲン。彼は**1924年シャモニー大会**にスキージャンプで出場し、4位に終ったが、50年後採点ミスが証明され、86歳で銅メダルを手にした。
3. カーリングの名前は、氷上のストーンの軌跡の最後に起こる独特の回転に由来する。
4. 米国のアルペンスキー選手**ミカエラ・シフリン**は、2018年の平昌大会に35組のスキーを持参した。
5. 1976年インスブルック冬季オリンピック公式マスコットは、シュネーマン(ドイツ語で雪だるまの意)
6. **ヤン・ヤン**は、2002年ソルトレークシティ大会のショートトラック女子500mで金メダルを獲得し、中国初の冬季オリンピックチャンピオンとなった。
7. **デブラ・トーマス**は、1988年のカルガリー大会のフィギュアスケートで銅メダルを獲得し、冬季オリンピックでメダルを獲得した初の黒人選手となった。
8. アメリカは、すべての冬季オリンピックで金メダルを獲得している唯一の国である。
9. 米国のアイスホッケー選手、**ジョセリン・ラムルー・デービッドソン**は、冬季オリンピックにおいて1人の選手による最速連続ゴール“わずか6秒以内に2ゴール”を平昌大会で決めた。
10. 2022年の北京冬季オリンピックのトーチの名前は「飛揚」(中国語でフェイヤン)
11. オリンピックの創始者である**ピエール・ド・クーベルタン**は1937年に亡くなり、遺体はスイスのローザンヌに埋葬されたが、本人の希望により彼の心臓は古代オリンピア遺跡の近くにある記念館に埋葬された。
12. 1984年、イギリスのアイスダンススケーター、ジェーン・トービルと**クリストファー・ディーン**による有名なボレロの演技を、2,400万人以上の人々が視聴した。
13. フィンランドの**カレ・ヤルカネン**は、1936年のガルミッシュ・パルテンキルヘン大会のクロスカントリースキーリレーで、誤って雪上に吐いた入れ歯を拾いながらレースするも、優勝した。
14.北京2022のスケルトントラックには、冬季オリンピックで史上初となる180度のコーナーがある。
15. 1992年までは、夏季オリンピックと冬季オリンピックは同じ年に開催されていた。
16. これまでのすべての冬季オリンピックに参加した国は、12カ国ある。(オーストリア、カナダ、フィンランド、フランス、イギリス、ハンガリー、イタリア、ノルウェー、ポーランド、スウェーデン、スイス、アメリカ)
17. 冬季オリンピックは南半球で開催されたことがない。
18. 2022年の北京大会では、5つの会場が2008年の北京大会で使用されたものを再利用する。
19. 北京2022でビッグエアの世界初の常設コースとなる首鋼ジャンプ台は、長さ164m、高さ60m、幅が最も広い部分で34mある。
21. オリンピックのアイスホッケーパックは加硫処理された硬質ゴムでできており、試合前には摩擦を減らすために凍らせなければならない。
22. エステル・レデツカ(チェコ)は、ひとつの冬季オリンピック大会(平昌2018)で、アルペンスキーとスノーボードのふたつの競技で金メダルを獲得した史上唯一の選手だ。
23. 北京2022の大会エンブレムは、中国の文字「冬」をモチーフにしている。
24. エクアドル、エリトリア、コソボ、マレーシア、ナイジェリア、シンガポールが平昌2018で冬季オリンピックデビューを果たした。
25. 1897年にスイスのサンモリッツで、世界初のボブスレークラブが設立された。
26. “スキー” という言葉はノルウェー語で、古ノルド語の “スキッド”(木を割ったもの)に由来している。
27. カーリングに使われるストーンの材質は、スコットランドのアルサクレイグ島で切り出された希少な高密度の花崗岩でできている。
28. オリンピックで3度のメダルを獲得した**ヘイッキ・ハス**は、1953年農場で働くために、わずか27歳でノルディック複合およびクロスカントリースキーを引退した。
29. “ホッケー”という言葉は、古いフランス語で「棒(stick)」を意味する“hocquet”に由来している。
30. 1952年のオスロ大会と1956年のコルティナダンペッツォ大会で銀メダルと金メダルを獲得したフィンランドの**ミルヤ・ヒエタミエス**は、その後バスの運転手として働いた。
31. イギリスの有名なスキージャンパーであるエディ・エドワーズこと**マイケル・エドワーズ**は、2010年のバンクーバー大会の聖火リレーで聖火ランナーを務めた。
32. 1924年にシャモニーで開催された第1回冬季オリンピックでは、16カ国から合計258名の選手が出場した。平昌2018では、92の国と地域から2,925名の選手が参加している。
33. “上半身裸に民族衣装のトンガ選手”で一躍注目を浴びた**ピッタ・タウファトファ**は、2018年平昌大会でクロスカントリースキー選手として出場し、太平洋諸島史上2人目の冬季オリンピック選手となった。また、2016年のリオ大会と2020年の東京大会にも出場している。
2022年北京大会開幕まであと100日を記念した「冬季オリンピックにまつわる100のトリビア」パート2は10月28日、パート3は10月29日にOlympics.com 北京2022ページでご覧いただけます!続編もお楽しみに。