三浦璃来、平野流佳…冬季スポーツで躍進する、新成人・同級生アスリートたち 

人生の節目のひとつとなる「成人の日」にあたり、Olympics.comでは北京オリンピックを目指す、夢と希望に満ちあふれる新成人に注目した。 

文: Chiaki Nishimura
写真: GETTY IMAGES

2022年1月10日は成人の日。ウィンタースポーツで活躍する新成人トップアスリートは多く、2月4日に開幕する北京2022冬季オリンピックでは金メダル候補と目される選手もいる。

オリンピック出場を目指す選手らにとってシーズン真っ只中の大事な時期であるだけに、この祝いの日を脇に置き、競技に専念する選手も多いことだろう。成人の日は「大人になった青年を祝い励ます日」。志高くひたむきにスポーツに取り組む選手らの北京オリンピックでの活躍、そして今後の発展を祈る気持ちを込め、成人式を迎える(2001年4月2日〜2002年4月1日生まれの)同学年アスリートたちを紹介しよう!

スノボ界を盛り上げる新成人

冬季スポーツの中でも若手選手が躍進する日本スノーボード界では、10代の頃から世界で注目を集めているトップ選手も少なくない。ハーフパイプ種目では、ワールドカップ、世界選手権、Xゲームなどで勝利を収めている戸塚優斗のほか、ローザンヌ2020ユースオリンピックの金メダリスト・平野流佳(るか)、姉妹そろってのオリンピック出場を夢見る冨田姉妹の妹・冨田るきが世界の頂点を狙う。

スノーボーダーらは、ワールドカップの各大会の真っ只中にあり、世界を転戦中。1月8日には米カリフォルニア州マンモスマウンテンでハーフパイプの第2戦決勝が行われ、冨田るきは初勝利を飾り、姉・冨田せな(3位)とともに表彰台に立った。一方、平野流佳も同大会で平野歩夢に次いで2位となった。

一方、スロープスタイル、ビッグエアでは、ワールドカップ通算7勝の岩渕麗楽(れいら)、Xゲーム2連覇の偉業を成し遂げた大塚健(たける)、15歳で平昌2018に出場した國武大晃(ひろあき)らが、成人の日を迎える。

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アイスリンクで戦う新成人

氷上競技に目を向けてみると、フィギュアスケートのペア種目で代表選手に内定した三浦璃来(りく)が20歳でオリンピックデビューを果たすことになる。木原龍一とペアを組み、「りくりゅう」の愛称で知られるふたりは、北京オリンピック前のグランプリシリーズ2戦で実力を見せつけ、日本ペアとして10年ぶりにグランプリシリーズの表彰台に上がった。

フィギュアスケート、ペアの三浦璃来・木原龍一=2021年3月世界選手権、スウェーデン
写真: 2021 Getty Images

三浦の2日後に20歳の誕生日を迎えた、スピードスケート・マススタートの⼩坂凛も代表選手に内定したほか、2014年のソチ大会から3大会連続の出場権を獲得している女子アイスホッケーでは、ゴールキーパーの増原海夕(みゆう)が代表メンバーに内定している。代表内定の記者会見で増原は、「初めてのオリンピックですが、自信を持ってプレーしたい」と意気込みを語った。

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ノルディック複合、スケルトン、リュージュでも活躍中

渡部暁斗率いるノルディック複合で、先輩らの背中を追いかけ代表入りを目指すのが、大学1年生の木村幸大(こうだい)。2019年1月にワールドカップデビューし、日本チームを指導する河野孝典ヘッドコーチも注目選手として太鼓判を押す。

一方、日本ではあまり盛んではない競技で新たな道を切り拓こうと奮闘する新成人もいる。日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟の競技強化指定選手として大会に参戦するスケルトンの木下凛やリュージュの小林誠也は、オリンピック出場を目標に全力疾走中だ。

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20歳の海外アスリート

世界各国のトップアスリートが集結するオリンピックでは、それまで知らなかった海外選手を発掘できるのも観戦の醍醐味。平昌大会でニュージーランドに26年ぶりとなるメダルをもたらしたスノーボード女子のゾイ・サドウスキー=シノットと、フリースタイル男子のニコ・ポーティアスはともに現在20歳で、再びメダル獲得に照準を合わせる。サドウスキー=シノットは、岩渕や村瀬心椛と同じスロープスタイル、ビッグエアで活躍するので彼女のパフォーマンスにも注目したい。

その他、フリースタイル女子で、大会期間中に20歳の誕生日を迎えることになるケリー・シルダル(エストニア)、ジェニー=リー・バーマンソン(スウェーデン)、平昌大会のショートトラック・3000mリレーで金メダルを獲得したイ・ユビン(大韓民国)らがトップレベルとして存在感を発揮する。

スキージャンプ女子で今シーズン首位を独走しているサラ・マリタ・クラマー(オーストリア)も現在20歳。表彰台の高い位置を狙う高梨沙羅の前に立ちはだかる存在だ。

札幌でワールドカップ初勝利を飾ったサラ・マリタ・クラマー=2020年1月ワールドカップ、札幌大倉山競技場
写真: 2020 Getty Images

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