「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC (以下WBC)」が3月8日に開幕。日本代表・侍ジャパンは1次ラウンドでプールBを戦う。9日に中国代表との初戦を迎え、以降韓国代表、チェコ共和国代表、オーストラリア代表と対戦。4連勝を飾った日本は、プール首位でによる準々決勝ラウンド進出を決めた。
準々決勝でイタリア代表、準決勝でメキシコ代表を破った日本。アメリカ代表との決勝を3-2で制し、3大会ぶり3度目の優勝を飾っている。
ここでは日本のWBCにおける日程や結果をお伝えする。
■関連ニュース
1次ラウンド第1戦(3月9日)
1次ラウンド第2戦(3月10日)
1次ラウンド第3戦(3月11日)
1次ラウンド第4戦(3月12日)
準々決勝(3月16日)
準決勝(3月20日)
決勝(3月21日)
■侍ジャパンの日程・結果
※日程はすべて日本時間
※日本は準々決勝まで東京ドーム
※準決勝・決勝はローンデポ・パーク(アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ)
■日本代表メンバー
※3月14日、栗林良吏に代わって山﨑颯一郎が出場登録
▼韓国(世界ランキング4位)
日本にとってはライバルとも言える韓国代表。Tokyo2020では4位となった。今大会では同じプールBに入り、1次ラウンドで日本と激突することとなった。プールBの前評判では日本と2強と言える。
MLBからはキム・ハソン(サンディエゴ・パドレス)、トミー・エドマン(セントルイス・カージナルス)の2選手がメンバー入り。この2人は大会屈指の二遊間となりそうだ。
国内リーグからも昨季首位打者と打点王を獲得したイ・ジョンフ(キウム・ヒーローズ)、パク・ビョンホ(KTウィズ)らがメンバー入り。韓国は強打が特徴のチームで、日本も過去のオリンピックやWBCでの対戦で重要な場面で打たれた苦い記憶がある。
▼オーストラリア(世界ランキング10位)
前評判では日本と韓国からやや離された3番手評価のオーストラリア代表。だが2強を崩し、1次リーグ突破を目論む。国内リーグのメンバーが中心で、マイナーリーガーも招集されている。
日本とオーストラリアは過去の国際大会でも激戦を繰り広げてきた。前評判ではやや劣勢のオーストラリアだが、準々決勝ラウンド進出時の可能性もあり要注意のチームと言える。
▼中国(世界ランキング30位)
中国代表は過去のWBCには4回出場し、いずれも1次ラウンド敗退に終わっている。
昨季まで福岡ソフトバンクホークスでプレーしていた真砂勇介がメンバーに選ばれた。現在は社会人チームの日立製作所でプレーしている。
▼チェコ共和国(世界ランキング15位)
チェコ共和国代表はプールBでは唯一、ヨーロッパからの参戦。代表メンバーはアマチュア選手が多くを占めている。オークランド・アスレチックスなどで活躍した元メジャーリーガーのエリック・ソガードが注目選手。経験豊富なベテランを中心に金星を狙う。
■プールBの展望
日本と韓国が1次ラウンド突破の本命。首位通過に向けては直接対決が大一番となりそうだ。上位進出を目指すオーストラリアは、初戦の韓国戦が重要。ここを勝利できれば、準々決勝ラウンド進出が見えてくる。そのため韓国も初戦は絶対に落とせない。
日本は初戦の中国戦を確実にものにし、2戦目の韓国戦に臨みたいところだ。前評判ではプール内最上位と見られており、実力を発揮し首位通過を掴めるか。
■日程
1次ラウンド プールB
@東京ドーム(東京都)
3月9日
- 12:00 オーストラリア×韓国
- 19:00 中国×日本 TBS系列 Amazon Prime Video
3月10日
- 12:00 チェコ共和国×中国
- 19:00 韓国×日本 TBS系列
3月11日
- 12:00 中国×オーストラリア
- 19:00 チェコ×日本 テレビ朝日系列 Amazon Prime Video
3月12日
- 12:00 チェコ共和国×韓国
- 19:00 日本×オーストラリア テレビ朝日系列 Amazon Prime Video
3月13日
- 12:00 オーストラリア×チェコ共和国
- 19:00 韓国×中国