投手と野手の「二刀流」で活躍し、さらにその人柄からいまやMLB屈指の人気選手となった大谷翔平。ワールドベースボールクラシック2023(WBC)では、3大会ぶりの日本の優勝に貢献し、その注目度は日本のみならずグローバルに広がっている。
ここでは、大谷のプロフィールなどを紹介する。
【最終更新:2024年10月4日】
投手と打者の「二刀流」で、MLBを舞台に活躍している大谷翔平。投手としては160kmを超える速球に多彩な変化球、打者としてもMLBでも屈指の長打力を兼ね備える。ここでは大谷の身長や年齢、成績などプロフィールを紹介する。
大谷は1994年7月5日生まれ。社会人野球の選手だった父・大谷徹とバドミントン選手の母を持つ。出身地は岩手県水沢市(現:奥州市)。身長は193cm、体重は95kg(WBC2023出場時)。
菊池雄星(現:トロント・ブルージェイズ)にあこがれ、2010年に岩手県の花巻東高校に入学。1年春は外野手として出場し、1年秋からエースを務めた。2年夏には、第93回全国高等学校野球選手権大会に出場。怪我の影響で主に野手としての出場となるが、1回戦で甲子園のマウンドを踏んだ。
3年に進級する直前の第84回選抜高等学校野球大会では、初戦で大阪桐蔭高校と対戦。藤浪晋太郎(現:オークランド・アスレチックス)からホームランを放つものの、投手としては9失点(自責5)で試合に敗れた。
3年夏の岩手県大会で準決勝・一関学院高校戦ではアマチュア野球史上初となる160km/hを記録した。しかし決勝の盛岡大学附属高校戦で敗れ、全国大会出場を逃している。
日本球界のみならずアメリカ球界からも注目の存在となった大谷は、高校3年時のドラフト会議を前に「MLBへの挑戦希望」を口にしていた。そんな中行われたドラフト会議で、日本ハムファイターズが単独で1位指名し交渉権を獲得。指名を受けた当初、大谷はMLBへの挑戦を目指し日本ハムとの面会も行わなかった。しかし2度目の訪問で指名挨拶を受けると、その後の交渉では二刀流での育成プランや背番号11の提示された。結果大谷は日本ハムへの入団を決意している。
1年目の2013年は、開幕から一軍メンバー入り。埼玉西武ライオンズとの開幕戦で8番・ライトで先発出場すると、2安打1打点を記録した。プロ初登板は5月23日の東京ヤクルトスワローズ戦。初勝利は6月1日の中日戦で5回3失点だった。1年目からオールスターにも出場している。
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