野球の国・地域別世界一決定戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック。1次ラウンドのプールB(東京プール)は3月10日に2日目を迎え、日本代表・侍ジャパンは大韓民国代表と対戦した。侍ジャパンは初戦、中華人民共和国代表に8-1で勝利。一方、韓国は初戦・オーストラリア代表に7-8で競り負け、連敗が許されない状況にある。
大会公式:2023 WORLD BASEBALL CLASSIC
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侍ジャパン先発のダルビッシュ有は3回表、安打と死球でピンチを招くと、7番・DHの姜白虎(カン・ベクホ)に二塁打、8番・捕手の梁義智(ヤン・ウィジ)に本塁打を被弾。3点リードを許す展開となる。その裏、侍ジャパンは先頭の8番、遊撃・源田壮亮が四球を選ぶと、続く捕手・中村悠平も四球を選択。このチャンスに中翼のラーズ・ヌートバーが適時打。さらに右翼・近藤健介が二塁打を放ち、1点差に迫る。3番・DH大谷翔平の故意四球などをはさみ打席を迎えた5番・左翼の吉田正尚が適時打で2点を追加し、逆転に成功する。
日本は5回にも近藤の本塁打などで2点を追加。6回、朴健祐(パク・コンウ)の本塁打で1点を返されるも、6回に打線が爆発。一挙に5点を追加し、11-4と突き放す。7回にも2点を追加して13-4。韓国はコールド負けを逃れるのが精いっぱいの大敗。侍ジャパンは2次ラウンド進出に大きく前進した。