3月8日開幕のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)2023で、3大会ぶりとなる世界一奪還を目指す侍ジャパン(野球日本代表)。その壮行試合「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 名古屋」第2戦が4日、バンテリンドーム ナゴヤ(愛知県名古屋市)で行われた。3日に行われた第1戦で中日ドラゴンズに敗れている侍ジャパンは佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ)、中日は昨季8勝の大野雄大が先発。侍ジャパンのMLB所属選手は出場しないものの、打撃練習などで満員の観衆から声援を送られた。
佐々木は初回から160キロを超える剛速球を投げ、順調な仕上がりであることを示す。佐々木は被安打1、与四球2も3回無失点でマウンドを終える。佐々木の好投に打線も応え、3回に近藤健介(福岡ソフトバンクホークス)の二塁打で1点を先制する。
侍ジャパンは4回、第2先発の宮城大弥(オリックス・バファローズ)がアキーノ(ドミニカ共和国)にソロ本塁打を被弾。アキーノは2試合連続のホームランで、中日ファンを沸かす。宮城は2回1失点。その後は、髙橋宏斗(中日)が2回、伊藤大海(北海道日本ハムファイターズ)が2回を無失点で抑える。
侍ジャパンは7回表、先頭の岡本和真(読売ジャイアンツ)が昨季9勝の柳裕也から本塁打を放つ。侍ジャパンは8回にも2点を加え、4-1で勝利を収めた。勝利投手は髙橋、伊藤にセーブ。敗戦投手は柳となった。
WBCでプールBとなった日本は9日、東京ドーム(東京都文京区)で中華人民共和国とのWBC1次ラウンド初戦を迎える。
■日程・放送予定
3月3日19:00試合開始
侍ジャパン(ホーム・後攻・3塁側) vs 中日ドラゴンズ(ビジター・先攻・1塁側)
3月4日19:00試合開始
侍ジャパン(ビジター・先攻・3塁側) vs 中日ドラゴンズ(ホーム・後攻・1塁側)
- ネット:Prime Video(18:00~試合終了まで)