大谷翔平、2HR6打点…侍ジャパンが阪神タイガースに8-1勝利|カーネクスト2023WBC強化試合第1戦

3月8日に開幕する野球の国・地域別世界一決定戦「ワールド・ベースボール・クラシック」。2009年以来となる世界一を目指す侍ジャパンは阪神タイガースと強化試合を行い、大谷翔平の2打席連続3ランなどで8-1で白星。日本は7日にオリックス・バファローズと対戦し、WBCを迎える。

1 執筆者 渡辺文重
OHTANI Shohei
(Getty Images)

「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 強化試合」第1戦が3月6日、京セラドーム大阪(大阪府大阪市)で開催された。

公式サイト:カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 強化試合

■大谷翔平、2HR6打点

3大会ぶりとなる世界一奪還を目指す侍ジャパン(野球日本代表)は阪神タイガースと対戦。侍ジャパンは1回表、先頭打者のラーズ・テイラー=タツジ・ヌートバーがセンター前ヒットを放つ。しかし阪神先発の才木浩人は近藤健介を併殺打に打ち取ると、大谷翔平から空振り三振を奪う。

試合が動いたのは3回表。8番・遊撃の源田壮亮がライト方向に二塁打を放つと、ヌートバーが再びセンターにはじき返し、1点を先制する。2番・右翼の近藤は四球を選択。ここで3番・指名打者の大谷は、片ひざを付きながらもセンターバックスタンドへとボールを運ぶ。その裏、阪神は近本光司が侍ジャパン先発の山本由伸からソロ本塁打。試合は3回を終えて4-1、侍ジャパンの3点リードで中盤に向かう。

阪神は5回表、才木に代わり、ルーキーの富田蓮をマウンドへ送る。その富田は二死1・2塁で大谷を迎える。大谷はフルカウントから高めの球を強打。詰まった当たりだったがスタンドへ。大谷の3ランで点差を広げると、吉田正尚の適時打でさらに1点を加える。大谷は3打席でお役御免となった。

侍ジャパンは4回から第2先発の高橋奎二が3回を無失点に抑える。その後は松井裕樹、湯浅京己、栗林良吏が1回ずつをパーフェクトリレー。8-1で勝利を収めた。

侍ジャパンの試合に先立ち行われたオリックス・バファローズと大韓民国代表による試合は、4-2でオリックスが勝利を収めている。WBC強化試合第2戦は同会場で7日に開催。侍ジャパンはオリックスと、韓国代表は阪神と対戦する。

■WBC日本代表メンバー

もっと見る