サッカー日本男子代表・SAMURAI BLUEのMF三笘薫は2021年夏、川崎フロンターレからイングランド1部プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンに加入。2021-22シーズンはベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ期限付き移籍し、2022-23シーズンからブライトンでプレーしている。FIFAワールドカップカタール2022でも、日本の決勝トーナメント進出に大きく貢献した。
来季UEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得したブライトン。その攻撃を牽引するのが三笘だ。持ち前の突破力を大いに発揮し、カタールW杯後に左サイドのレギュラーポジションを掴んだ。ここではブライトン公式戦の結果や、次回試合スケジュールなどを随時更新する。(2023年5月25日更新)
■最新の試合結果とプレー動画は?
●1-2 アストン・ビラ/5月28日(プレミアリーグ第38節)
来季UEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得を決めているブライトンは、プレミアリーグ第38節でアストンヴィラと対戦。1‐2で敗れ、最終節を白星で飾ることはできなかった。三笘は65分から出場。ドリブルで仕掛けるなど積極的なプレーを見せたが、得点に絡むことはできなかった。
■次の試合はいつ?
今シーズン終了
■海外の反応、現地の評価、関連ニュース
今季からブライトンでプレーする三笘は、プレミアリーグ1シーズン目にして鮮烈な印象を残す。特にカタールW杯後の活躍は目覚ましく、先制点や試合終了間際の決勝ゴールなど勝負強さを発揮している。現地サポーターの心も掴んでいるほか、ロベルト・デ・ゼルビ監督も「常にゴールを期待できるから、交代させるわけにはいかない」と信頼を寄せる。
三笘は得点に加え左サイドでの突破力も評価されており、いまやビッグクラブからも注目のタレントだ。特にプレミアリーグ首位のアーセナルが関心を寄せていると現地では報じられており、サポーターからもシーズン終了後の獲得を希望する声が上がっている。
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■過去の試合結果
※カタールW杯後の公式戦を記載
△1-1 マンチェスター・シティ/5月24日(プレミアリーグ第32節)
三笘薫は左サイドで先発出場。自身のゴール、アシストは“幻”となったものの、攻撃で存在感を発揮。3連覇を果たした王者相手から勝点1を挙げるのに貢献した。この試合の結果、ブライトンは来季UEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得した。
〇3-1 サウサンプトン/5月21日(プレミアリーグ第37節)
三笘薫はこの日も左サイドで先発出場。シュートチャンスを決めることができなかった三笘だが、1点リードの40分に左サイドを突破するとクロスを上げる。中央で待っていたファーガソンがシュートを沈め、リードを2点に広げた。三笘は1アシストの活躍で、チームの勝利に貢献。ブライトンはUEFAヨーロッパリーグ出場権獲得を確実なものとしている。
●1-4 ニューカッスル/5月18日(プレミアリーグ第25節)
三笘薫はこの日も左サイドで先発フル出場。試合は前半に2点を奪われる苦しい展開となった。後半に入りロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)時代の同僚でもあるデニズ・ウンダヴが1点を返したものの、反撃はここまで。さらに2点を失い、チャンピオンズリーグ出場が遠のく黒星となった。
〇3-0 アーセナル/5月14日(プレミアリーグ第36節)
三笘薫は右サイドで先発。途中から定位置の左サイドでプレーすると、先制ゴールを演出。自身の得点はなかったものの、3-0の快勝に貢献した。ブライトンは来季欧州カップ戦出場に前進。アーセナルは痛い黒星となった。
●1-5 エバートン/5月8日(プレミアリーグ第35節)
三笘薫は左サイドでフル出場。開始直後のパスミスから失点を招く。後半ポスト直撃のシュートを放ち、そこからチームは1点を返すも、焼け石に水。残留争いを繰り広げる相手に、ホームで痛い黒星を喫した。
〇1-0 マンチェスター・ユナイテッド/5月4日(プレミアリーグ第28節)
三笘薫は2試合ぶりの先発。相手GKの好セーブに遭い無得点に終わるも、チームは終盤のPKで勝利。FA杯準決勝の雪辱を果たした。
〇6-0 ウルヴァーハンプトン/4月29日(プレミアリーグ第34節)
23日のFAカップから中2日での連戦が続くブライトン。三笘は疲労面を考慮され、ウルヴァーハンプトン戦ではリーグ戦17試合ぶりに先発から外れた。
チームは6-0でウルヴスに大勝。三笘は5点リードの56分から出場し、攻守で存在感を見せている。
●1-3 ノッティンガム・フォレスト/4月26日(プレミアリーグ第34節)
三笘は左サイドでフル出場も精彩を欠く。チームも残留争い中のノッティンガム・フォレスト相手に逆転負けを喫した。
●0-0[PK6-7]マンチェスター・U/4月23日(FA杯準決勝)
左サイドの三笘はフル出場。何度か好機を作り出すも、ノーゴールに終わった。試合はPK戦の末、マンチェスター・ユナイテッドが勝利。三笘はPK戦のキッカーを務めなかった。
〇2-1 チェルシー/4月15日(プレミアリーグ第31節)
左サイドの三笘はドリブルで存在感を発揮。ゴールに直接絡むことはなかったものの、フル出場でチームの逆転勝利に貢献した。
●1-2 トッテナム/4月8日(プレミアリーグ第30節)
左サイドで先発出場の三笘はゴールネットを揺らすも、VARにより取り消し。終盤のボールロストが、英代表FWハリー・ケインの決勝点につながる。この日の主役は、アジア人初のプレミアリーグ100得点を達成した韓国代表FWソン・フンミンだった。
〇2-0 ボーンマス/4月4日(プレミアリーグ第29節)
三笘はこの日も左サイドで先発出場。29分に先制ゴールをアシストし、勝利に貢献した。これで三笘はプレミアリーグで5試合連続でゴールに関与。内訳は2ゴール3アシストとなっている。
△3-3 ブレントフォード/4月1日(プレミアリーグ第29節)
三笘はこの日も左サイドで先発出場。1点ビハインドで迎えた21分、GKのロングフィードに抜け出すと鮮やかなループシュートで同点ゴールを奪った。
〇5-0 グリムズビー・タウン/3月19日(FAカップ準々決勝)
左サイドで先発した三笘は90分、今季公式戦9点目となるゴールを決める。このゴールなどにより、ブライトンは準決勝にコマを進めた。
〇1-0 クリスタル・パレス/3月15日(プレミアリーグ第8節)
左サイドで先発した三笘は、前半に先制点をアシスト。これが決勝ゴールとなった。
△2-2 リーズ/3月11日(プレミアリーグ第27節)
左サイドで先発した三笘は、前半にヘディングで先制点をアシスト。後半にも相手オウンゴールを誘発するなど、2得点に絡む活躍を見せたものの、チームは引き分けた。
〇4-0 ウェストハム/3月4日(プレミアリーグ第26節)
左サイドで先発の三笘は前半にPKを獲得すると、後半には今季6点目を決める。ブライトンはホームゲームで4-0の快勝を収めた。
〇1-0 ストーク・シティ/2月28日(FAカップ5回戦)
三笘は左サイドで先発出場。30分にペナルティエリア内でパスを受けると、GKと1対1になる。三笘は冷静に折り返し、エバン・ファーガソン(アイルランド)の先制点を演出した。三笘は75分まで出場。試合は1-0でブライトンが勝利を収めた。
●0-1 フラム/2月18日(プレミアリーグ第24節)
三笘薫はホーム、アメリカンエクスプレス・コミュニティ・スタジアムで行われたフラムFC戦に先発出場。左サイドでフル出場を果たすも、相手守備陣に警戒されて無得点に終わった。試合も0-1で、ブライトンの黒星となっている。
△1-1 クリスタル・パレス/2月11日(プレミアリーグ第23節)
公式戦3連発中の三笘は、この日の試合でも先発出場を果たす。
前半26分、三笘はソリー・マーチとのワンツーでPA左側に侵入し、右足でゴールを狙ったものの、相手シュートはGKビセンテ・グアイタに弾き出されて、得点とはならなかった。三笘はフル出場を果たしたものの、4戦連続でのゴールとはならなかった。また、試合は1−1のドローで終わっている。
〇1-0 ボーンマス/2月4日(プレミアリーグ第22節)
三笘はプレミアリーグ第21節・レスター・シティ戦、FAカップ4回戦・リヴァプール戦でゴール。公式戦2試合連続得点と好調で、ボーンマス戦を迎えた。
リーグ戦6試合連続でスターティングメンバーに名を連ねた三笘は、この日も左サイドでプレーした。ブライトンはボールを集め打開を試みるも、ボーンマスも三笘を警戒。武器である突破力を発揮する機会がなかなか訪れず、試合も0-0で推移する。だが試合終盤にかけ徐々にチャンスを作ると、三笘は86分にペナルティエリア内でボールを受けシュート。これはゴールキーパーに阻まれるが、直後の87分に左サイドからのクロスに頭で合わせ先制ゴールを奪った。三笘のリーグ戦5得点目が決勝点となり、ブライトンは1-0で勝利を収めている。
〇2-1 リヴァプール/1月29日(FAカップ4回戦)
フル出場した三笘は1-1で迎えた後半アディショナルタイム、セットプレーの流れから決勝ゴールをマーク。前回王者リヴァプールを下し、チームを5回戦進出に導いた。
△2-2 レスター・シティ/1月21日(プレミアリーグ第21節)
三笘は左サイドで先発出場した。27分に得意のカットインから右足一閃。シュートはサイドネットに突き刺さり、先制ゴールとなった。
〇3-0 リヴァプール/1月14日(プレミアリーグ第20節)
三笘はリーグ戦4試合連続の先発。3戦連発とはならなかったが、後半アディショナルタイムまでプレー。チームの勝利に貢献した。
〇5-1 ミドルズブラ/1月7日(FAカップ3回戦)
1-1で迎えた29分、三笘はアダム・ララーナのゴールをアシスト。これが決勝ゴールとなり、チームは4回戦にコマを進めた。
〇4-1 エヴァートン/1月3日(プレミアリーグ第19節)
先発出場した三笘は、14分に先制ゴールをマーク。2試合連続ゴールを記録している。
●2-4 アーセナル/12月31日(プレミアリーグ第18節)
三笘はリーグ戦2試合連続先発出場。ブライトンは首位アーセナル相手に敗れたが、三笘は3点ビハインドの65分にゴールを決め一矢報いた。なおこの試合にはアーセナルのDF冨安健洋が途中出場。日本代表対決が実現した。
〇3-1 サウサンプトン/12月26日(プレミアリーグ第17節)
カタールW杯後初のリーグ戦となったこの試合に、三笘は先発フル出場。三笘のゴールはなかったものの、久々のリーグ戦で勝利に貢献している。
●0-0(PK3-4) チャールトン/12月21日(カラバオカップ4回戦)
後半開始から登場した三笘は、左サイドで何度か仕掛けゴールを狙うが無得点。ブライトンはPK戦の末、3部のチャールトンに敗れた。