シーズン終盤を迎えているヨーロッパの男子サッカー国内リーグ戦。ここでは日本人選手の活躍を中心に紹介する。
■ブライトン、チェルシーから白星
イングランド・プレミアリーグ第31節。三笘が所属するブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCはアウェイ、スタンフォード・ブリッジ(ロンドン)でチェルシーFCと対戦した。チェルシーは12日にUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦でレアル・マドリードCF(スペイン)と対戦し、0-2で黒星を喫している。
約1カ月近く公式戦白星を挙げられていないチェルシーは13分、MFコナー・ギャラガー(イングランド)がゴール。公式戦4試合ぶりとなる得点を記録する。対するブライトンは、左サイドで先発の三笘が得意のドリブルで攻撃を活性化。存在感を示す。
ブライトンは42分、途中出場のFWダニー・ウェルベック(イングランド)がヘディングでゴールネットを揺らす。試合は1-1で前半を終える。
ブライトンは69分、FWフリオ・エンシソ(パラグアイ)がミドルシュート。これが決まり、逆転に成功する。試合は2-1でブライトンに軍配。三笘はフル出場で勝利に貢献した。
■上田綺世が2得点
第33節を迎えたベルギー1部。ヤン・ブレイデル・スタディオン(ブルッヘ)では、セルクル・ブルージュKSVがホームにシント・トラウデンVVを迎える。セルクル・ブルージュは41分、上田のPKで先制。上田は前半アディショナルタイムにも今季17点目となるゴールを決める。ブルージュは84分、上田のアシストでFWケビン・デンキー(トーゴ)がゴール。試合は3-1で勝利を収めた。
この試合、上田はフル出場。シント・トラウデンはGKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、FW原大智、FW岡崎慎司が先発、FW林大地が途中出場した。