現地時間2022年12月31日、ヨーロッパ各地では大みそかにも男子サッカーのリーグ戦が行われた。イングランドでは、プレミアリーグ第18節で三笘薫(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC)と冨安健洋(アーセナルFC)による日本人対決が実現。スペインでは、同じくSAMURAI BLUE(日本代表)の久保建英(レアル・ソシエダ)がラ・リーガ第15節に出場している。
■三笘薫が今季リーグ戦2点目
ブライトンはPL第18節、ホームのアメリカンエクスプレス・コミュニティ・スタジアムに首位のアーセナルを迎える。試合は序盤からアーセナルが主導権を握る展開。2分にイングランド代表FWブカヨ・サカ、39分にノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールがゴールを決め、アーセナルの2点リードで前半を終える。
アーセナルは47分にもMFエディ・エンケティア(イングランド)が得点。61分、イングランド代表DFエディ・エンケティアと交代で、冨安をピッチに送り出す。右サイドバックの冨安とマッチアップすることになったのは、左サイドで先発出場の三笘。その三笘は65分、三笘からボールを奪取に成功する。ここから始まった攻撃で、最後は三笘がペナルティエリア内でパスを受けてゴール。今季リーグ戦2点目を記録する。
その後、両チーム1点ずつを取りあい、4-2で終了。首位のアーセナルが5連勝を達成している。三笘は89分にもゴールネットを揺らしたが、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)によりオフサイドと判定された。
■久保建英は80分まで出場
R・ソシエダはホームのエスタディオ・アノエタ(バスク州サン・セバスティアン)でCAオサスナと対戦した。左サイドで先発の久保は80分まで出場。22分の先制点に絡むなどの活躍を見せた。試合は2-0でR・ソシエダの白星。R・ソシエダは勝点29で、同38のFCバルセロナ、レアル・マドリーに次ぐ3位をキープしている。