イングランド男子サッカー1部プレミアリーグは5月13日から15日にかけ、第36節の全10試合を実施する。14日は、優勝争いを繰り広げる2位・アーセナルFCと、来季の欧州カップ戦出場を目指すブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCが対戦。アーセナルの冨安健洋は負傷離脱中、ブライトンの三笘薫は右サイドで先発出場した。
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■ブライトンがアーセナルに快勝
ともに負けられない一戦。ロンドンのエミレーツ・スタジアムで行われた上位対決は、序盤から互いに激しいフィジカルコンタクトを見せる。そうした中、20分にはアーセナルのブラジル代表MFガブリエル・マルティネリが負傷。ベルギー代表FWレアンドロ・トロサールとの交代を余儀なくされる。
ブライトンがボールを保持するも、アーセナルが鋭いカウンターで攻撃を仕掛ける展開。ブライトンは三笘を、定位置の左サイドに移動。37分、三笘のドリブル突破からチャンスを作るも、パラグアイ代表FWフリオ・エンシソのシュートは枠を捉えない。前半は0-0で終了する。
先制点はブライトン。51分、三笘が起点となりゴール前に攻め込むと、最後はエンシソが頭でゴールネットを揺らす。追いつきたいアーセナルは選手交代などで打開を図るも、得点できないまま時間が経過する。対するブライトンは86分、FWデニズ・ウンダフ(ドイツ)がループシュートを沈める。さらに後半アディショナルタイム、エクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャンがダメ押し。3-0で快勝を収めた。
20チームがホーム&アウェイの2回戦総当たり・全38節で順位を競うプレミアリーグ。35試合消化で首位のマンチェスター・シティFCが勝点85に対し、アーセナルは36試合消化で勝点81のままと、痛い足踏みとなった。
34試合消化のブライトンは勝点58で、UEFA(欧州サッカー連盟)ヨーロッパカンファレンスリーグ出場権を得られる6位に浮上。UEFAヨーロッパリーグ出場権を得られる5位のリバプールFCは35試合消化で勝点62となっている。