2022-23シーズンの最終盤を迎えているヨーロッパの男子サッカー国内リーグ戦。ここでは現地時間5月24日に行われた試合で活躍した日本人選手を紹介する。
■ブライトンが来季EL出場権獲得
イングランド1部プレミアリーグでは第32節の延期試合、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCとマンチェスター・シティFCによる対戦がブライトンのホーム、アメリカンエクスプレス・コミュニティ・スタジアムで行われた。ブライトンの三笘薫は左サイドで先発。試合は25分、リーグ3連覇を決めているマンチェスター・Cがイングランド代表MFフィル・フォーデンのゴールで先制する。
ブライトンは31分、三笘が身体ごとボールを押し込んでゴールネット揺らすも、これはハンドリングの判定。続く38分、パラグアイ代表FWフリオ・エンシソが強烈なミドルシュートを放ち、ブライトンが追いつく。
その後は両チームともチャンスを作るも、得点には至らず。1-1で試合終了を迎えた。ブライトンは今季リーグ6位以内が確定。来季UEFA(欧州サッカー連盟)ヨーロッパリーグ出場権を獲得した。
■旗手が得点もセルティックは逆転負け
スコットランド1部プレミアシップは第37節の全6試合を実施。すでに優勝を決めているセルティックFCはイースターロード(エディンバラ)でハイバーニアンFCとのアウェイゲームに臨んだ。DF小林友希、MF岩田智輝、MF旗手怜央が先発出場。FW前田大然は22分から途中出場する。
セルティックは41分、前田のスルーパスに反応したスコットランド代表MFカラム・マクレガーがペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。これを旗手が沈め、セルティックが先制する。後半に入り、両チームとも1点ずつを加える。旗手と岩田は65分、交代でベンチに退く。
直後の67分、前田が2回目の警告を受けて退場に。数的有利となったハイバーニアンは2点を挙げて逆転に成功する。追いつきたいセルティックは81分、ベンチスタートのFW古橋亨梧を投入。しかしセルティックは86分にオウンゴールで失点。2-4で黒星を喫した。