シーズン佳境を迎えている男子サッカーのヨーロッパ国内リーグ戦およびカップ戦。ここでは日本人選手の活躍を中心に紹介する。
■ブライトンは準決勝で敗退
世界最古のサッカー・カップ戦とされるFA(イングランドサッカー協会)杯は現地時間4月22日と23日の両日、ウェンブリースタジアム(ロンドン)で準決勝の2試合を行った。
23日の試合では、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCとマンチェスター・ユナイテッドFCが対戦。ブライトンの三笘薫は左サイドで先発出場した。三笘は何度か好機を作るも、得点に至らず。両チームとも無得点のまま90分、延長戦の30分も終了し、PK戦で決着することになる。
PK戦は互いに6人目まで成功。7人目、先に蹴るブライトンのDFソリー・マーチ(イングランド)が失敗したのに対し、マンチェスター・UはDFビクトル・リンデロフ(スウェーデン)が沈め、PK戦スコア7-6で決勝進出を決めた。三笘はフル出場も、PK戦ではキッカーを務めていない。
22日に行われた試合では、マンチェスター・シティFCが2部のシェフィールド・ユナイテッドFCに3-0で勝利。6月13日に予定されている決勝は、マンチェスター・ダービーとなった。
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■上田綺世が今季18点目
ベルギー1部第34節では、セルクル・ブルージュKSVがアウェイのレーヘンボーホスタディオンでSVズルテ・ワレヘムと対戦。セルクル・ブルージュFW上田綺世は先発出場すると、9分にチーム2点目のゴールを決め、リードを広げる。試合は3-2でセルクル・ブルージュが勝利を収めた。
上田は今季リーグ戦18点目で、得点ランキングでは2位タイ。首位はKAAヘントのウーゴ・カイパース(ベルギー)で20点となっている。