【12月3日開幕】柔道・グランドスラム東京2022の日程、放送予定|大野将平や濵田尚里、阿部一二三と詩のきょうだいが出場

柔道の国際大会「グランドスラム東京2022」が12月3日に開幕する。大野将平や濵田尚里、阿部一二三と詩のきょうだいなど、Tokyo2020の金メダリストが多数出場。ここでは同大会の日程や放送予定、出場選手を紹介する。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Judo Grand Slam Tokyo Team Japan
(Getty Images)

国際柔道連盟(IJF)ワールドツアーの一つ「グランドスラム東京2022」が12月3日、東京体育館(東京都渋谷区)で開幕する。日本でのグランドスラム開催は2019年以来で、大野将平や濵田尚里、阿部一二三と詩のきょうだいなど、Tokyo2020の金メダリストが多数出場。ここでは同大会の日程や放送予定、出場選手を紹介する。

※11月18日更新:髙藤直寿、阿部一二三、渡名喜風南は欠場が発表された

■日程

12月3日(土)

  • 予選ラウンド 9:30開始予定
  • 決勝ブロック 15:30開始予定

実施階級

  • 男子 73kg級、81kg級、90kg級
  • 女子 57kg級、63kg級、70kg級

12月4日(日)

  • 予選ラウンド 11:00開始予定
  • 決勝ブロック 17:30開始予定

実施階級

  • 男子 60kg級、66kg級、100kg級、100kg超級
  • 女子 48kg級、52kg級、78kg級、78kg超級

■放送予定

12月3日(土)

12月4日(日)

■日本代表選手

※2022年11月18日時点

■見どころ

グランドスラムはオリンピック、世界選手権、ワールドマスターズに次ぐ権威を誇る国際大会。2022年は9つのグランドスラムが開催され、この東京大会が今年最後のグランドスラムとなる。日本での開催は2019年以来、3年ぶり。東京での開催は5年ぶりとなる。

今大会は2023年の世界選手権代表入りを懸けた大会でもある。内定条件は2022年の世界選手権優勝者が、今大会で優勝すること。パリ2024まで2年を切った中、2023年の世界選手権に出場できるかどうかはオリンピック出場に向けて非常に重要なマイルストーンととなる。

2022年の世界選手優勝者は髙藤直寿(男子60kg級)、阿部一二三(男子66kg級)、角田夏実(女子48kg級)、阿部詩(女子52kg級)、堀川恵(女子63kg級)。この5人は今大会で優勝することができればパリ2024出場がぐっと近づくだろう。

今大会はそれ以外の選手にとっても大きな意味を持っている。世界選手権代表を決めるプロセスに含まれているのは今大会に加え、すでに終了している講道館杯全日本体重別選手権大会(10月29-30日)、イスラエル・エルサレムで行われるワールドマスターズ(12月20-22日)の3大会。2022年の世界選手権を欠場した大野将平(男子73kg級)やウルフアロン(男子100kg級)、世界選手権で優勝を逃した濵田尚里(女子78kg級)、丸山城志郎(男子66kg級)にとっては、ここでのアピールがオリンピック出場に向けて必要になってくるだろう。

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