北京五輪・フィギュアスケートの競技日程と放送予定|日本代表・見どころは?

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(2021 Getty Images)

北京五輪フィギュアスケート競技の日程・放送予定を紹介する。男子シングルではオリンピック3連覇が懸かる羽生結弦のほか、宇野昌磨と鍵山優真が日本代表に内定。女子シングルは坂本花織、樋口新葉、河辺愛菜、ペアは三浦璃来/木原龍一、アイスダンスは小松原美里/小松原尊の出場が内定している。

日程・放送予定

※日本時間
※放送予定は確定後更新
※民放のBSはBS4K
※SP=ショートプログラム、FS=フリースケーティング、RD=リズムダンス、FD=フリーダンス

■団体戦

2月4日(金)

  • 11:02-12:15:男子シングルSP
  • 12:41-13:54:アイスダンスRD
  • 14:22-15:55:ペアSP

地上波:NHK総合・Eテレ
BS:NHK BS4K

2月6日(日)

  • 10:37-11:50:女子シングルSP
  • 12:57-13:36:男子シングルFS

地上波:フジテレビ系列
BS:BSフジNHK BS1

2月7日(月)

  • 10:22-11:09:ペアFS
  • 11:36-12:15:アイスダンスFD
  • 12:42-13:21:女子シングルFS

地上波:テレビ朝日系列
BS:BS朝日NHK BS1

■個人

2月8日(火)

  • 10:22-14:30:男子シングルSP

地上波:日本テレビ系列
BS:BS日テレNHK BS1

2月10日(木)

  • 10:38-14:27:男子シングルFS

地上波:NHK総合・Eテレ
BS:NHK BS4K

2月12日(土)

  • 20:07-23:38:アイスダンスRD

BS:NHK BS8K

2月14日(月)

  • 10:22-13:36:アイスダンスFD

地上波:TBS系列
BS:BS-TBS

2月15日(火)

  • 19:08-23:25:女子シングルSP

地上波:NHK総合・Eテレ
BS:NHK BS4K

2月17日(木)

  • 19:08-22:57:女子シングルFS

地上波:テレビ朝日系列
BS:BS朝日NHK BS1

2月18日(金)

  • 19:38-22:43:ペアSP

2月19日(土)

  • 20:08-22:53:ペアFS

地上波:テレビ朝日系列

2月20日(日)

  • 13:00-15:30:エキシビション

地上波:テレビ東京系列
BS:BSテレ東NHK BS1

日本代表

【男子シングル】

  • 羽生結弦
  • 宇野昌磨
  • 鍵山優真

【女子シングル】

  • 坂本花織
  • 樋口新葉
  • 河辺愛菜

【ペア】

  • 三浦璃来/木原龍一

【アイスダンス】

  • 小松原美里/小松原尊

見どころ

フィギュアスケートは過去のオリンピックで日本勢の活躍が目立つ競技だ。男子シングルでは羽生結弦がソチ、平昌大会で金メダルに輝いており、北京大会では3連覇に挑む。日本からは平昌大会銀メダリストの宇野昌磨、鍵山優真も代表に内定している。

羽生は今季、出場を予定していたISU(国際スケート連盟)グランプリ(GP)シリーズ2大会を右足関節靭帯損傷のため欠場。北京五輪日本代表最終選考会として実施された全日本選手権(2021年12月)に「ぶっつけ本番」で臨むこととなったが、宇野、鍵山らを抑え6度目の優勝を飾った。ISU非公認記録ながらSPとFSの合計322.36点をマークする圧巻の演技を披露。怪我の影響を感じさせず、オリンピック3連覇に向け視界良好だ。平昌五輪で羽生に次ぐ準優勝だった宇野は、今季のGPシリーズアメリカ大会で2位、NHK杯優勝。全日本選手権では2位に終わったが、オリンピックの舞台で羽生にリベンジを狙う。鍵山は今季GPシリーズで2勝をマーク。世界ランキングでも1位に立ち、初出場のオリンピックでメダルはもちろん、表彰台の中央を目指す。

日本勢のメダル独占も夢ではない男子シングルだが、海外勢では世界選手権3連覇中のネイサン・チェン(アメリカ合衆国)に注目だ。今季はGPシリーズ初戦のアメリカ大会で3位と精彩を欠いたが、次戦のカナダ大会では307.18点で優勝。2位に50点近い差をつける圧倒的なパフォーマンスを披露した。1月の全米選手権では328.01点(ISU非公認)で6連覇を達成し、代表に内定。日本勢にとって最大のライバルとなるだろう。同じくアメリカ合衆国代表のヴィンセント・ジョウはGPアメリカ大会で宇野、チェンを抑え優勝しており、メダル争いに食い込んでくる可能性が大いにありそうだ。

女子シングル日本勢では過去、荒川静香氏がトリノ大会で金メダル。アルベールビル大会で伊藤みどり氏、バンクーバー大会で浅田真央氏が銀メダルを獲得している。近年ではロシア勢の活躍が目立ち、ソチ大会ではアデリナ・ソトニコワ、平昌大会ではアリーナ・ザギトワ(OARとして出場)が優勝した。北京大会ではアリョーナ・コストルナヤ、アレクサンドラ・トゥルソワ、アンナ・シェルバコワが上位争いを演じると見られていたが、コストルナヤが負傷により離脱。今季シニアデビューの15歳カミラ・ワリエワが台頭してきた。GPシリーズカナダ大会を265.08点で制すると、同ロシア大会を世界最高得点となる272.71点で優勝。ロシア選手権ではISU非公認記録ながら283.48点をマークし、2位のトゥルソワ(248.65点)、3位のシェルバコワ(239.56点)を寄せ付けなかった。ISU欧州選手権も両選手を抑え制しており、北京五輪でも金メダル最有力候補だ。日本代表内定の坂本花織、樋口新葉、河辺愛菜はROC勢に割って入り、メダル争いを演じることはできるか。

※情報は公開時点のものです。変更される可能性もあるため、最新情報は公式サイトよりご確認ください。

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