永瀬貴規は3位、堀川、髙市は3回戦敗退 世界柔道選手権2023/4日目の結果

パリ 2024

女子63kg級と男子81kg級が行われ、東京2020オリンピック金メダリストの永瀬貴規が3位決定戦でサギ・ムキ(イスラエル)を破り、銅メダルを獲得した。

1 執筆者 Chiaki Nishimura
Nagase Takanori(C) Gabi Juan Doha World Championships Seniors 2023
(Gabi Juan)

カタール・ドーハで行われている世界柔道選手権2023・大会4日目を迎えた5月10日、女子63kg級と男子81kg級が行われた。

男子81kg級では東京2020オリンピック金メダリストの永瀬貴規(たかのり)が準々決勝で延長戦の末にイ・ジョンファン(大韓民国)に敗れ、敗者復活戦へ。敗者復活戦で永瀬は、ヴァヒド・ボルチャシヴィリ(オーストリア)を相手に1本勝ちをおさめると、3位決定戦ではサギ・ムキ(イスラエル)と対戦し、延長戦の末に抑え込みで1本を決めた。永瀬は昨年のタシケント大会に続く銅メダルとなった。

男子81kg級決勝では3大会連続でタト・グリガラシビリ(ジョージア)とマティアス・カス(ベルギー)の対戦となり、グリガラシビリが圧倒的なパフォーマンスで2連覇を飾った。

一方、女子63kg級では、3回戦で前回大会覇者の堀川恵がプリスカ・アウィティ アルカラス(メキシコ)に、ワールドマスターズ2022を制した髙市未来(たかいち・みく)がジョアンネ・ファンリースハウト(オランダ)に敗れ、それぞれ敗退した。

女子では、東京2020金メダリストで、大会後に第1子を出産し、再び畳に戻ってきたクラリス・アグベニュー(フランス)が、世界柔道選手権6度目の優勝を飾った。

4日目:女子63kg級、男子81kg級の結果・メダリスト

2023年5月10日に行われた女子63kg級、男子81kg級のメダリストは以下の通り。

女子63kg級

  • 🥇クラリス・アグベニュー(フランス)
  • 🥈アンドレヤ・レシキ(スロベニア)
  • 🥉エズバシュ・ソフィ(ハンガリー)
  • 🥉ジョアンネ・ファンリースハウト(オランダ)

男子81kg級

  • 🥇タト・グリガラシビリ(ジョージア)
  • 🥈マティアス・カス(ベルギー)
  • 🥉永瀬貴規
  • 🥉イ・ジョンファン(大韓民国)

世界柔道選手権2023丨結果・男子・女子・団体・日本人選手成績一覧

5日目:女子70kg級、男子90kg級の組み合わせ

大会5日目となる5月11日には女子70kg級、男子90kg級が予定され、日本からは女子70kg級に新添左季(にいぞえ・さき)、男子90kg級に村尾三四郎が登場する。

新添は2回戦から戦いを開始し、順当に勝ち上がれば準々決勝でマリー・イヴ・ガイェ(フランス)と対戦する可能性がある。

村尾は2回戦からの登場で、勝ち上がっていけば準々決勝でママダリ・メフディエフ(アゼルバイジャン)と対戦する可能性がある。

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