パリ2024オリンピックの競泳は、2024年7月27日〜8月4日の9日間でパリ周辺のイル・ド・フランス地域圏にあるパリ・ラ・デファンス・アリーナで競技が実施される。
実施種目は東京2020オリンピックと同様、男女それぞれ14種目、混合1種目で、世界中から集まった852人のスイマーたちが熱いレースを繰り広げる。競技は開会式翌日の2024年7月27日現地時間午前中に女子100mバタフライ、男子100m平泳ぎなどの種目から予選がスタートし、午後のセッションで最初のメダリストが決定する。
日本代表に内定した池江璃花子の出場が見込まれる女子100mバタフライは競技初日の7月27日に予選・準決勝、28日に決勝が予定されている。また、東京2020で本多灯が銀メダルを獲得した男子200mバタフライ決勝は7月31日、大橋悠依が金メダルを獲得した女子200m個人メドレーの決勝は8月3日に予定されている。詳しい競技日程を見てみよう。
パリ2024オリンピックでは、以下の35種目が行われる。
男女400m・800m・1500m自由形、男女400m個人メドレー、男女4×100m・4×200mフリーリレー、男女および混合4×100mメドレーリレーの15種目では予選、決勝が行われ、それ以外の種目では予選、準決勝、決勝が行われる。また、男女400m自由形、男女400m個人メドレー、男女4×100m・4×200mフリーリレーでは、午前中に予選が行われ、夜に決勝が行われるが、それ以外の種目は予選または準決勝の翌日に決勝が実施される。
次のレースへ進出する選手は、各レースの着順ではなく、全体のタイム順で決定される。
今大会では、3大会連続で代表に内定し、男子200m個人メドレーへの出場が見込まれているリオ2016銅メダリストの瀬戸大也をはじめ、東京2020で2個の金メダルを獲得し、女子200m個人メドレーへの出場が内定している大橋悠依、同男子200mバタフライ銀メダリストで同種目での出場が見込まれる本多灯ら日本勢の活躍が注目される。また、ロンドン2012女子100m・200m平泳ぎメダリストの鈴木聡美は2大会ぶりの出場が見込まれており、3大会連続で代表に内定している女子100mバタフライの池江璃花子らと共にメダル獲得を目指す。
一方、海外勢に目を向けると、フランスの22歳、レオン・マルシャンに大きな注目が集まる。2022年世界水泳ブダペスト大会男子200mおよび400m個人メドレーで2冠を達成し、翌年の福岡大会では両種目を連覇。しかも400m個人メドレーではマイケル・フェルプス(アメリカ合衆国)の持つ世界記録を15年ぶりに更新する世界記録(4分02秒50)を樹立した。また、マルシャンは、男子200mバタフライでも金メダルに輝いている。マルシャンが、パリでも男子200m個人メドレーの瀬戸(2022年世界水泳銅メダリスト)や200mバタフライの本多(2023年世界水泳銅メダリスト)らの脅威となることは間違いないだろう。
男子200mバタフライでは、東京2020金メダリストのクリストフ・ミラク(ハンガリー)も注目される。2022年世界水泳では100mと200mで二冠を達成。この時200mで記録したタイムは世界新記録(1分50秒34)となった。本多は東京2020ではミラクに次いで銀メダル、2022年世界水泳ではミラク、マルシャンに次いで銅メダルだった。
女子選手で注目されるのは、カナダの17歳、サマー・マッキントッシュ。シニアデビューしたばかりの2022年世界水泳では、女子400m個人メドレーで金メダル。2023年には連覇を果たした。今年5月には4分24秒38の世界新記録を樹立している。マッキントッシュは200mバタフライでも世界水泳で連覇している。
大橋が出場内定している女子200m個人メドレーでは、東京2020銅メダリストで2023年世界水泳金メダリストのケイト・ダグラス(アメリカ合衆国)、東京2020銀メダリストで2022年世界水泳金メダリストのアレックス・ウォルシュらがライバルとなるだろう。背泳ぎで3つの世界記録をもつスーパースター、ケーリー・マキオン(オーストラリア)は2022年世界水泳女子200m個人メドレーで銀メダルを獲得している。
女子100mバタフライには、池江らの出場が見込まれているが、リオ2016金メダリストで世界記録保持者(55秒48)のサラ・ショーストレム(スウェーデン)、東京2020銀メダリストで2023年世界水泳金メダリストのジャン・ユーフェイ(中華人民共和国)らとの戦いに注目が集まる。50mバタフライでも世界記録(24秒43)をもつショーストレムは、2022年、2023年世界水泳同種目で連覇しているが、最近は自由形と合わせて50mを中心に活躍している。
女子平泳ぎには、東京2020女子200m金および100m平泳ぎ銀メダリストのタチアナ・スクンマーカー(南アフリカ共和国)が両種目で出場が内定している鈴木の強力なライバルとなるだろう。東京2020女子100m平泳ぎ金メダリスト、アメリカ合衆国の20歳、リディア・ジャコビーとの戦いも注目される。
その他、東京2020で女子50mおよび100m自由形などの4個の金メダルを含む7個のメダルを獲得したエマ・マキーオン(オーストラリア)、同女子自由形で金メダル2個、2022年世界水泳では金メダル4個に輝いたケイティ・レデッキー(アメリカ合衆国)、東京2020男子50mおよび100m自由形と100mバタフライを含む5個の金メダルを獲得したケーレブ・ドレッセル(同)、同男子100m平泳ぎ金メダリストで世界記録保持者(56秒88)のアダム・ピーティー(イギリス)らスター選手に加え、2023年世界水泳男子平泳ぎで三冠(50m、100m、200m)を達成し、200mでは世界記録(2分05秒48)を樹立したタン・カイヨウ(中華人民共和国)らも注目される。
日本代表の選考会として3月下旬に国際大会代表選考会が行われ、終了後、3月27日に日本水泳連盟がパリ2024オリンピック・競泳日本代表選手を以下の通り発表した。詳しくは日本水泳連盟のウェブサイトにて。
競泳男子・パリ2024 日本代表メンバー14選手を一挙紹介!
競泳女子・パリ2024 日本代表メンバー13選手を一挙紹介!
リレーについては出場枠獲得を見込んだ上での代表扱いとなり、ワールドアクアティクスの発表により正式となる(日本水泳連盟より)。
以下すべて現地時間(日本はパリより7時間進んでいる)。※日程は変更になる可能性もある
11:00〜13:00 会場:ラ・デファンス・アリーナ
20:30〜22:30 会場:ラ・デファンス・アリーナ
11:00〜13:00 会場:ラ・デファンス・アリーナ
20:30〜22:30 会場:ラ・デファンス・アリーナ
11:00〜13:00 会場:ラ・デファンス・アリーナ
20:30〜22:30 会場:ラ・デファンス・アリーナ
11:00〜13:00 会場:ラ・デファンス・アリーナ
20:30〜22:30 会場:ラ・デファンス・アリーナ
11:00〜13:00 会場:ラ・デファンス・アリーナ
20:30〜22:30 会場:ラ・デファンス・アリーナ
11:00〜13:00 会場:ラ・デファンス・アリーナ
20:30〜22:30 会場:ラ・デファンス・アリーナ
11:00〜13:00 会場:ラ・デファンス・アリーナ
20:30〜22:30 会場:ラ・デファンス・アリーナ
11:00〜13:00 会場:ラ・デファンス・アリーナ
20:30〜22:30 会場:ラ・デファンス・アリーナ
18:30〜20:30 会場:ラ・デファンス・アリーナ
パリ2024オリンピックの競泳は、パリ中心部から東に10kmほどの場所に位置する都市ナンテールにある「パリ・ラ・デファンス・アリーナ」で行われる。この会場では、競泳のほか水球も実施される。
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