【バレーボール】男子世界選手権R16：龍神NIPPON、Tokyo2020金のフランス代表に惜敗

ポーランドのカトビチェ、グリビツェ、スロベニア・リュブリャナ開催のFIVB（国際バレーボール連盟）2022男子世界選手権は現地時間8月26日に開幕。30日まで第1次ラウンドが行われ、上位16チームが決勝トーナメントに進出。9月3日から1回戦（Round of 16）が開始された。

■日本代表、リベンジなるか

第1次ラウンドでブラジル代表、キューバ代表、カタール代表と同じB組の龍神NIPPON（男子日本代表）は、グループ2位で第1次ラウンドを突破。決勝トーナメント1回戦では5日にアリーナ・シュトジツェ（リュブリャナ）でフランス代表と対戦することになった。フランスはTokyo2020で金メダルを獲得。FIVBバレーボールネーションズリーグ（VNL）2022では準々決勝で日本を破り、優勝している。

■フランス代表にフルセットの末に惜敗

日本は第1セット、西田有志と石川祐希が攻撃をけん引するも17-25で落とす。しかし第2セットでは西田にボールを集め、25-21で取り返す。第3セット、日本は序盤にリードを許すも終盤に追いつく。しかし最後は突き放されて24-26。あとがない日本は第4セット、中盤に石川の得点などでリードを奪うと25-22で逃げ切り、勝負は最終5セットに委ねられる。
第5セットも一進一退。一時は日本がマッチポイントを握るも、最後は逆転を許して16-18。日本はセットカウント2-3で敗れ、準々決勝進出を逃した。

Round of 16 - Final Phase - Men France 3:2 Japan

大会はここまでフランスのほか、スロベニア代表、イタリア代表、アメリカ合衆国代表、ポーランド代表、ウクライナ代表が準々決勝に進出。6日に行われるセルビア代表とアルゼンチン代表、ブラジルとイラン代表の試合で8強が出そろう。決勝は大会最終日の11日に行われる。

■日程・放送予定

ラウンドオブ16

9月6日4:00 日本 vs.フランス

• ネット：Paravi（4:00頃-）

※日本時間

■大会日程

第1次ラウンド

• 8月26日 日本 3-0 カタール
• 8月28日 日本 0-3 ブラジル
• 8月30日 日本 3-1 キューバ

決勝トーナメント

• 9月3-6日 ラウンド16 日本 2-3 フランス
• 9月7-8日 準々決勝
• 9月10日 準決勝
• 9月11日 決勝&3位決定戦

※日本時間

■日本代表メンバー

• 1 西田有志（ジェイテクトSTINGS）
• 2 小野寺太志（JTサンダーズ広島）
• 5 大塚達宣（早稲田大学）
• 6 山内晶大（パナソニックパンサーズ）
• 7 高梨健太（ウルフドッグス名古屋）
• 8 関田誠大（ジェイテクトSTINGS）
• 9 大宅真樹（サントリーサンバーズ）
• 12 高橋藍（日本体育大学）
• 13 小川智大（ウルフドッグス名古屋）
• 14 石川祐希（パワーバレー・ミラノ／イタリア）
• 16 宮浦健人（スタル・ニサ／ポーランド）
• 20 山本智大（堺ブレイザーズ）
• 23 佐藤駿一郎（東海大学）
• 26 村山豪（ジェイテクトSTINGS）

■第1次ラウンド結果

プールA

1. セルビア
2. ウクライナ
3. チュニジア
4. プエルトリコ

プールB

1. ブラジル
2. 日本
3. キューバ
4. カタール

プールC

1. ポーランド
2. アメリカ合衆国
3. メキシコ
4. ブルガリア

プールD

1. フランス
2. スロベニア
3. ドイツ
4. カメルーン

プールE

1. イタリア
2. トルコ
3. カナダ
4. 中国

プールF

1. オランダ
2. イラン
3. アルゼンチン
4. エジプト

■ラウンドオブ16組み合わせ

• スロベニア - ドイツ
• イタリア - キューバ
• アメリカ合衆国 - トルコ
• ポーランド - チュニジア
• オランダ - ウクライナ
• フランス - 日本
• セルビア - アルゼンチン
• ブラジル - イラン