北米プロ野球メジャーリーグベースボール(MLB)は現地時間5月23日、公式戦15試合を実施した。
■ダルビッシュ有が3勝目
サンディエゴ・パドレスは敵地でワシントン・ナショナルズと対戦。パドレスの先発マウンドにはダルビッシュ有が上がった。
初回に2点の援護をもらったダルビッシュは、2番のルイス・ガルシアにヒットを許すが続くヘイメル・カンデラリオを併殺に打ち取り無失点の立ち上がり。2回と3回を三者凡退に抑えると、4回のピンチも相手の中軸を抑え得点を許さない。だがパドレス3点リードで迎えた5回、2アウトからC.J.エイブラムズに2ランを浴びると、続くレーン・トーマスに二者連発となる同点ホームランを許した。
それでもパドレスは6回表に再度勝ち越すと、ダルビッシュは6回裏のマウンドへ。この回を無失点に抑え降板した。パドレスはその後リードを広げ7-4で白星。6回90球6安打3失点4奪三振の内容だったダルビッシュは、これで今季3勝目(3敗)をマークしている。
■鈴木誠也が6号先制アーチ
鈴木誠也所属のシカゴ・カブスは、リグリー・フィールドでニューヨーク・メッツと対戦した。
鈴木は4番ライトで先発出場。2回先頭打者で迎えた第1打席で初球を振り抜くと、打球はセンターの頭上を大きく超え先制ホームランに。鈴木の本拠地初アーチとなる第6号を含め、カブスはこの回4点を先制する。その後もカブスは得点を重ね7-2で勝利。鈴木は4打数1安打1打点1本塁打だった。
大谷翔平所属のロサンゼルス・エンゼルスと、吉田正尚のボストン・レッドソックスが対戦。大谷は4打数1安打、吉田は4打数ノーヒットだった。試合はエンゼルスが4‐0で勝利している。
セントルイス・カージナルスはシンシナティ・レッズに8-5で白星。1番センターで先発出場したラーズ・ヌートバーは、4回と9回にタイムリーヒットを放ち、チームの勝利に貢献した。