北米プロ野球メジャーリーグベースボール(MLB)は現地時間5月5日、公式戦15試合を実施した。
■千賀滉大が6回無失点で4勝目
千賀滉大所属のニューヨーク・メッツは、ホームのシティ・フィールドでコロラド・ロッキーズと対戦した。
先発マウンドを託された千賀は、初回に2つのフォアボールで得点圏にランナーを背負うが無失点の立ち上がり。4回にこの試合初安打を許したものの後続を断つと、6回まで投げ切った。千賀はMLB移籍後最多101球を投げ、2安打4奪三振無失点。4勝目を挙げた。
4回にブランドン・ニモのソロホームランで先制したメッツは、この1点を守り切り1‐0で勝利した。
■ダルビッシュ有は2勝目
サンディエゴ・パドレスとロサンゼルス・ドジャースは、ペトコ・パークで対戦。パドレスの先発マウンドにはダルビッシュ有が上がった。
立ち上がりのダルビッシュは先頭のフォアボールと二塁打でいきなりノーアウト2,3塁のピンチ。1アウト後、内野ゴロの間に1点を失った。パドレスは3回にフェルナンド・タティスのソロホームランで同点に追いつくと、5回にはタティスが2打席連発の2ランを放ち勝ち越しに成功する。
ダルビッシュは2回から6回まで無失点に抑えるが、7回に味方のミスも絡み1失点。それでも6回2/3を投げ、94球4安打6奪三振2失点(自責点1)の好投を見せた。パドレスは5-2で勝利し、ダルビッシュは今季2勝目を手にしている。
■吉田正尚は15試合連続安打
ボストン・レッドソックスの吉田正尚は、フィラデルフィア・フィリーズ戦に2番レフトで先発。3回の第2打席でライト前ヒットを放ち、これで15試合連続安打としている。レッドソックスは5-3で勝利。
鈴木誠也所属のシカゴ・カブスは、マイアミ・マーリンズに4‐1で快勝。4番ライトで先発出場の鈴木は、第1打席で先制タイムリーを放ちチームの勝利に貢献した。