大谷翔平が今季第1号ホームラン、千賀滉大は6回途中1失点で初登板初勝利|MLB

米国プロ野球メジャーリーグベースボールは現地時間4月2日、公式戦15試合を実施。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は3番指名打者で出場すると、5回に今季第1号となるソロホームランを放った。ニューヨーク・メッツの千賀滉大は移籍後初登板初先発。6回途中1失点で勝利投手となっている。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(2023 Getty Images)

米国プロ野球メジャーリーグベースボール(MLB)は現地時間4月2日、公式戦15試合を実施した。

■大谷翔平が今季初アーチ

大谷翔平所属のロサンゼルス・エンゼルスは、敵地でオークランド・アスレチックスと対戦。大谷は3番指名打者(DH)で先発出場した。

エンゼルスは4回、ローガン・オホッピーの3ランホームランで先制すると、5回に追加点を挙げる。マイク・トラウトが2ランホームランを放った直後、大谷が2者連発となる今季第1号でダメ押し。チームは6-0で勝利し、2連勝とした。

■千賀滉大が初登板初勝利

今季からMLBに移籍したニューヨーク・メッツの千賀滉大が、ローンデポ・パークで行われたマイアミ・マーリンズ戦でメジャー初登板を迎えた。

1回表に2点の援護をもらった千賀だったが、その裏に失点。先頭にいきなりヒットを打たれると、ワイルドピッチでランナーの2塁進塁を許す。そして2番のホルヘ・ソレアにタイムリーツーベースヒットを浴び、1つのアウトも取れないまま1点を失った。その後も2つのフォアボールでノーアウト満塁のピンチを招く。だがここから2者連続三振で2アウトとすると、続くジョン・バーティをライトライナーに抑え、絶体絶命のピンチを脱出。メジャー初登板の初回を最少失点で切り抜ける。

2回以降は立ち直り、5回まで無失点。6回もマウンドに上がると、先頭のジャズ・チザムを三振に斬ったところで降板した。千賀は5回1/3を投げ、3被安打1失点8奪三振。初登板初勝利を手にしている。メッツは5-1で勝利した。

■吉田正尚は勝ち越し打

ボストン・レッドソックスの吉田正尚は、4番DHでボルティモア・オリオールズ戦に先発出場した。

吉田はノーアウト満塁で第1打席を迎えると、ファーストゴロの間に3塁ランナーが生還し先制点をもたらす。さらに同点で迎えた5回裏ノーアウト1,2塁のチャンスでは、初球をセンターにはじき返し勝ち越しタイムリー。先頭で迎えた7回にもレフトへヒットを放つなど、4打数2安打2打点でチームの勝利に貢献した。

4月2日の試合結果(MLB公式HP)

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