北米プロ野球メジャーリーグベースボール(MLB)は現地時間4月26日、公式戦15試合を実施した。
■吉田正尚が第4号HR
吉田正尚所属のボストン・レッドソックスは、ボルティモア・オリオールズと敵地オリオール・パークで対戦。吉田は4番レフトで先発出場した。
吉田は1点ビハインドの2回、先頭打者として第1打席を迎える。ノーボール2ストライクと追い込まれた3球目、真ん中に入ってきたチェンジアップを振り抜くと打球はセンターの頭を超えスタンドへ。一時同点となるソロホームランを放ち、7試合連続安打を記録している。
その後の打席は凡退し、この試合の吉田は4打数1安打1打点1本塁打。レッドソックスは2-6で敗れた。
■大谷翔平は第6号アーチ
ロサンゼルス・エンゼルスはホームでオークランドアスレチックスと対戦した。
5回までにエンゼルスが5点をリードすると、6回からアスレチックスは藤浪晋太郎がマウンドへ上がり、1アウト1塁の場面で大谷翔平との日本人対決が実現。この日の第4打席となった大谷がレフト前ヒットを放つと、レフトが打球処理をもたつく間に1塁ランナーのマイク・トラウトが生還した。
大谷にはその後8回1アウトで第5打席が回る。1ボール1ストライクからの3球目を振り抜くと、センターバックスクリーンへの第6号2ランホームラン。ダメ押しの一発を放っている。
試合はエンゼルスが11-3で勝利。大谷は5打数2安打1打点、藤浪は2回を投げ2安打1失点(自責点0)3奪三振だった。
■菊池雄星が4勝目
トロント・ブルージェイズの菊池雄星は、シカゴ・ホワイトソックス戦に先発登板した。初回を無失点の菊池は、その後もホワイトソックス打線を寄せ付けず。ピンチらしいピンチは5回の1アウト1,2塁のみで、それもレフトフライと三振で切り抜けている。
6回のマウンドにも上がった菊池は、先頭をヒットで許した後2アウトを取ったところで降板した。5回2/3を投げ4安打8奪三振無失点。ブルージェイズは8‐0で快勝を収め、菊池に今季4勝目がついている。
千賀滉大(ニューヨーク・メッツ)はワシントン・ナショナルズ戦、前田健太(ミネソタ・ツインズ)はニューヨーク・ヤンキース戦にそれぞれ先発登板。ともに敗戦投手となっている。鈴木誠也(シカゴ・カブス)はサンディエゴ・パドレス戦に4番ライトで出場し、4打数1安打だった。