北米プロ野球メジャーリーグベースボール(MLB)は現地時間4月27日、公式戦11試合を開催。ロサンゼルス・エンゼルスは本拠地エンゼルスタジアム(アメリカ合衆国カリフォルニア州アナハイム)で、同じアメリカンリーグ西地区のオークランド・アスレチックスと対戦した。エンゼルスの大谷翔平は3番・投手で先発出場。投打・二刀流での活躍が期待される。
エンゼルスは3回、打者・大谷の適時二塁打で先制すると、その後も打線がつながり5点のリードを奪う。直後の4回、ここまで好投を見せていた投手・大谷が突然の乱調。2本の本塁打を浴び、5点を失う。エンゼルスは5回、満塁のチャンスを作ると、押し出しの四球、内野ゴロの間に1点を奪う。さらに6回、大谷の三塁打を足掛かりに1点を追加。大谷は勝利投手の権利を持ったまま、7回のマウンドを後続に譲る。
エンゼルスは8回に2失点。その裏、一死1、2塁の場面で指名打者(DH)となった大谷の打順となる。大谷は第1打席に単打を放っており、この場面で本塁打が出ればサイクルヒット達成となる。しかしセンター方向に飛んだ打球はキャッチされてアウト。偉業達成とはならなかったものの、チームは8-7で勝利。大谷は無傷の4勝目を挙げた。