北米プロ野球メジャーリーグベースボール(MLB)は現地時間4月21日、公式戦14試合を実施した。
■大谷翔平が7回無失点で3勝目
大谷翔平所属のロサンゼルス・エンゼルスは、カンザスシティ・ロイヤルズとエンゼル・スタジアムで対戦。大谷は2番投手の二刀流で先発出場した。
大谷は初回、三者連続三振の完璧な立ち上がり。2回も三者凡退に抑えた。3回の先頭打者にこの試合最初のヒットを許すが、後続を併殺。4回の1アウト1,2塁の場面でも、サルバドール・ペレスをダブルプレーに抑えピンチをしのぐ。6回7回はともに三者連続三振で片付けると、大谷は勝利投手の権利を手にこの回限りで降板した。
エンゼルスは3回にチャド・ウォーラクの2ランホームランでこの日唯一の得点を挙げ、2‐0で勝利した。大谷は7回無失点被安打2、11奪三振今季3勝目。打っては4打数1安打だった。
トロント・ブルージェイズの菊池雄星は、ニューヨーク・ヤンキース戦で先発登板した。
ブルージェイズはウラジーミル・ゲレロJr.の2ランホームランで先制。2点の援護を受け初回のマウンドに上がった菊池は、先頭にヒットを許すが後続を断ち無失点で立ち上がる。2回にオスワルド・カブレラにソロホームランを浴びたが、その後は失点を許さず。ブルージェイズは6回と8回に追加点を挙げ、ヤンキースを6-1で下した。
菊池は6回1失点被安打4、3奪三振で今季3勝目を挙げている。
ボストン・レッドソックスの吉田正尚は、ミルウォーキー・ブリュワーズ戦に4番レフトで先発出場。1点リードで迎えた7回の第4打席で、タイムリーツーベースヒット。効果的な追加点で5-3の白星に貢献した。
鈴木誠也所属のシカゴ・カブスは、ロサンゼルス・ドジャースに13-0で大勝。4番ライトで出場の鈴木は、初回に先制の2点タイムリー。第3打席でもヒットを放ち、マルチ安打を記録している。