大谷翔平が6回無失点10奪三振の好投、今季初ヒットも…エンゼルスは逆転で開幕戦黒星

メジャーリーグベースボール(MLB)のレギュラーシーズンが3月30日に開幕した。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平はオークランド・アスレチックスとの開幕戦で先発登板し、6回無失点10奪三振の好投。打者としても今季初ヒットを記録したが、チームは1-2で逆転負けを喫した。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Shohei Ohtani
(2023 Getty Images)

北米プロ野球・メジャーリーグベースボール(MLB)が現地時間3月30日、アメリカ合衆国各地で開幕した。大谷翔平が所属するロサンゼルス・エンゼルスはオークランド・コロシアム(カリフォルニア州)でオークランド・アスレチックスと対戦。大谷は2番・投手で先発出場した。

大谷は投手として6回無失点10奪三振の好投。1回はスライダーを中心に組み立て、2回以降は160キロ前後の速球にスプリットを織り交ぜてアスレチックス打線を手玉に取った。この日唯一と言っていいピンチは4回。2本の連打を浴びて1アウト1、2塁とされたが、ここからギアを上げる。この日最速となる約162キロのストレートなどで、2者連続三振に仕留めた。

打者としては3打数1安打1四球の内容。1打席目は空振り三振となったが、2打席目で1、2塁間を抜く鋭い打球で初ヒットを記録した。4打席目は2アウト2塁と得点圏にランナーを追いて打順が回ってきたものの、申告敬遠に。続く4番のアンソニー・レンドンが空振り三振に倒れ、追加点とはならなかった。

試合は1-2でエンゼルスが逆転負けを喫した。5回にローガン・オホッピーのタイムリーヒットで先制に成功し、大谷は勝利投手の権利を持って降板。しかし、8回に中継ぎ陣が打ち込まれた。

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