【柔道】大野将平、グランドスラム東京欠場を発表「今後については自分としっかり向き合い決めたい」

リオ2016とTokyo2020の柔道男子73kg級で2連覇を達成している大野将平が、12月3日に開幕する「グランドスラム東京2022」の欠場を発表した。公式発表のコメントでは、自身の今後について「しっかり向き合い決めたい」と締め括っている。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(2016 Getty Images)

リオ2016とTokyo2020のオリンピック連続2大会において、柔道男子73kg級で金メダルに輝く大野将平が、12月3日より東京体育館(東京都渋谷区)にて開幕する「東建コーポレーション presents グランドスラム東京2022」を欠場することを、全日本柔道連盟を通じて発表した。

大野は「日本代表として戦う心と身体」を創り上げられていないというコンディション不良が、主な欠場理由であると言及し、また自身の今後についても「しっかり向き合い決めたい」と、公式発表のコメントを締め括っている。

また、大野に代わり、古賀颯人が繰上選手として、同大会に出場することが発表されている。

グランドスラム東京2022は、国際柔道連盟(IJF)ワールドツアーのひとつである。また、開幕まで2年を切ったパリ2024柔道の出場枠は、このグランドスラムを含む国際大会での成績によって決まるIJF世界ランキングに基づき、NOC(国内オリンピック委員会)へ配分されることとなっている。

大野将平のグランドスラム東京2022欠場に関するコメント全文は、以下の通り。

大野将平コメント

「所属先の旭化成及び練習拠点の天理大学柔道部の関係者とも相談の上、今回のグランドスラム東京大会を欠場する判断をしました。日本代表に選出いただいたにも関わらず欠場することとなり、 関係各所の皆さまにご迷惑をお掛けいたしますことお詫び申し上げます。ご期待に応えたいと大会出場に向けて精一杯準備をしてまいりましたが、日本代表として戦う心と身体を大会までに創り上げる事ができませんでした。今後については自分としっかり向き合い決めたいと思います」

■グランドスラム東京2022日程

12月3日(土)

  • 予選ラウンド 9:30開始予定
  • 決勝ブロック 15:30開始予定

実施階級

  • 男子 73kg級、81kg級、90kg級
  • 女子 57kg級、63kg級、70kg級

12月4日(日)

  • 予選ラウンド 11:00開始予定
  • 決勝ブロック 17:30開始予定

実施階級

  • 男子 60kg級、66kg級、100kg級、100kg超級
  • 女子 48kg級、52kg級、78kg級、78kg超級

■放送予定

12月3日(土)

12月4日(日)

■日本代表選手

※2022年11月28日時点

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