全日本柔道連盟は11月24日、男子100kg超級で世界選手権銀メダリストの斉藤立(国士舘大学3年)が国際柔道連盟(IJF)ワールドツアーの一つ「グランドスラム東京2022」を欠場すると発表した。
欠場理由は「怪我のため」。太田彪雅(旭化成)が繰り上げで大会に出場することも発表された。
斉藤立は連盟を通じコメントを発表。「精神的につらい状況ですが、マスターズに向けて今できることをやるしかない」と前向きな思いを語った。
■斉藤立コメント
怪我をした直後ということもあり、精神的につらい状況ですが、マスターズに向けて今できることをやるしかないと思っています。準備を進めてきた大会に出場できず、とても残念です。悔しい気持ちを糧にし、次に向けて覚悟を決めてやらなければならないので、まずはしっかり治療に専念したいと思います。これからも応援のほどよろしくお願いします。
グランドスラム東京の欠場者はこれで4人目。女子48kg級でTokyo2020銀メダルを獲得した渡名喜風南(パーク24)が怪我のため、金メダリストで男子60㎏級の髙藤直寿(同)と男子66kg級の阿部一二三(同)は「今後の大会に向けたコンディショニングを考慮し、前大会との試合間隔が短いこと」を理由に欠場が発表されている。
■日程
12月3日(土)
- 予選ラウンド 9:30開始予定
- 決勝ブロック 15:30開始予定
実施階級
- 男子 73kg級、81kg級、90kg級
- 女子 57kg級、63kg級、70kg級
12月4日(日)
- 予選ラウンド 11:00開始予定
- 決勝ブロック 17:30開始予定
実施階級
- 男子 60kg級、66kg級、100kg級、100kg超級
- 女子 48kg級、52kg級、78kg級、78kg超級
■放送予定
12月3日(土)
- 地上波:テレビ東京系列6局ネット(16:00-18:00)
12月4日(日)
- 地上波:テレビ東京系列6局ネット(18:30-21:00)
■日本代表選手
※2022年11月24日時点