女子63キロ級・渡邉聖子は2回戦敗退…Tokyo2020銅ボーシュマン=ピナールが優勝|柔道グランドスラム・テルアビブ2023

パリ 2024

パリ2024に向けたオリンピック予選期間を迎えている柔道。IJFワールドツアーのグランドスラム・テルアビブ(イスラエル)は現地時間2月17日、2日目を迎えた。女子63キロ級は、カトリーヌ・ボーシュマン=ピナール(カナダ)が優勝。渡邉聖子(警視庁)は2回戦敗退に終わった。

1 執筆者 渡辺文重
WATANABE Seiko
(Getty Images)

パリ2024に向けたオリンピック予選期間(2022年6月24日から2024年6月23日まで)を迎えている柔道。各国・地域への出場枠割り当てに関係するIJFワールド柔道ツアー、グランドスラム(GS)テルアビブが2023年2月16日に開幕を迎えた。2日目となる17日は、男子73キロ級、同81キロ級、女子63キロ級、同70キロ級の4階級を実施。日本からの出場は、女子63キロ級・渡邉聖子(警視庁)のみとなる。

IJF公式:TEL AVIV GRAND SLAM 2023

■渡邉聖子は2回戦敗退

リオデジャネイロ2016、Tokyo2020では、田代(現・高市)未来が出場。その高市が2022年12月に行われたGS東京、ワールドマスターズ(イスラエル・エルサレム)で優勝しているほか、2023年2月初旬に行われたGSパリでは、鍋倉那美が2位。GS東京決勝で高市に敗れた渡邉は、国内の代表選考を勝ち抜く上でも結果を残す必要がある。

1回戦はフラビア・ファボリニ(イタリア)と対戦。相手の指導3により、初戦を突破する。しかし2回戦ではギリ・シャリル(イスラエル)相手に指導3で反則負け。2回戦敗退となった。この階級を制したのは、Tokyo2020銅メダルのカトリーヌ・ボーシュマン=ピナール(カナダ)。この大会が国際大会復帰となる同金メダルのクラリス・アグベニェヌ(フランス)は7位だった。女子70キロ級は、フランスのマルゴー・ピノが制している。

男子73キロ級はニルス・シュトゥンプ(スイス)、同81キロ級はサギ・ムキ(イスラエル)の優勝となった。18日は同90キロ級、同100キロ級、同100キロ超級、女子78キロ級、同78キロ超級が行われ、日本からは同78キロ級の梅木真美(ALSOK)と、男子90キロ級の増山香補(パーク24)が出場する。

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■日本代表選手

※2023年2月9日付 全日本柔道連盟 発表

■競技スケジュール

※現地日程で紹介
※日本と現地の時差は −7時間

■放送予定

未定

※2023年2月14日時点の情報

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