【ゴルフ】日本シリーズJTカップ第4日:谷原秀人、逆転して2連覇!シーズン最終戦メジャーで有終の美

国内男子ツアー今季最終戦メジャーの「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は12月4日、東京よみうりカントリークラブにて大会最終日を迎え第4ラウンドを実施した。前日からスコア5つ伸ばした谷原秀人が通算12アンダーで逆転優勝を飾り、大会2連覇を達成。2022年を有終の美で締め括った。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部 2022年 12月 04日 09:37 GMT+0
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(2019 Getty Images)

国内男子ゴルフツアーの今シーズン最終戦となるメジャー大会(公式戦)「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が、東京都稲城市の東京よみうりカントリークラブ(7023ヤード/パー70)で行われ、大会最終日となる12月4日、第4ラウンドを実施した。30名の選ばれしトッププレーヤーだけが出場できる今季ラストマッチのファイナルラウンドでは、激しい優勝争いが繰り広げられた。

首位とは4打差の、前日5位タイからスタートした谷原秀人(国際スポーツ振興協会)が、前半ホールで3つのバーディーを奪い、一気に首位争いに名乗りをあげると、後半でも第14ホール(パー4)と第17ホール(パー5)でバーディーショットを決め、この時点で単独トップに立つ。会場のグリーンで最難関と呼ばれる名物の、最終第18ホール(パー3)では、確実なパーショットで沈めて、谷原はこの日のラウンドをボギーなしでホールアウトする。この結果、5バーディー、ノーボギーの「65」で最終ラウンドを終えた谷原はスコアを5つ伸ばし、4日間の通算成績を12アンダーとして逆転優勝を成し遂げた。また、谷原は昨年の同大会でも優勝しており、2連覇を達成。昨シーズンに続いて、2022年シーズンも有終の美で締め括った。

このほか、谷原と1打差となる通算11アンダーをマークした岩田寛(フリー)、チャン・キム(アメリカ合衆国/国際スポーツ振興協会)、出水田大二郎(TOSS)の3名が、2位タイに並んだ。

前日トップに立っていた小平智(Admiral)は、この日の最終ラウンドでスコアを1つ落として、通算10アンダーとなり、スコアを5つ伸ばした石川遼(CASIO)と並んで、5位タイに終わった。

2022年の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の賞金総額は1億3,000万円、優勝賞金は4,000万円となっている。

大会公式HPJGTO大会ページ

■出場選手

  • 谷原秀人 (ディフェンディングチャンピオン、3年連続14回目)
  • 比嘉一貴 (今季賞金王、4年連続4回目)
  • 星野陸也 (賞金ランキング2位、5年連続5回目)
  • 堀川未来夢 (賞金ランキング3位、5年連続5回目)
  • 岩﨑亜久竜 (賞金ランキング4位、初出場)
  • 桂川有人 (賞金ランキング5位、初出場)
  • 大槻智春 (賞金ランキング6位、4年連続4回目)
  • 岩田寛 (賞金ランキング7位、3年連続7回目)
  • チャン・キム (賞金ランキング8位、4年連続5回目)
  • 河本力 (賞金ランキング9位、初出場)
  • 石川遼 (賞金ランキング10位、2年ぶり13回目)
  • 稲森佑貴 (賞金ランキング11位、3年連続7回目)
  • 今平周吾 (賞金ランキング12位、8年連続8回目)
  • 大西魁斗 (賞金ランキング13位、初出場)
  • 池村寛世 (賞金ランキング14位、3年連続3回目)
  • ブラッド・ケネディ (賞金ランキング15位、3年ぶり8回目)
  • 池田勇太 (賞金ランキング16位、14年連続14回目)
  • 香妻陣一朗 (賞金ランキング17位、3年連続3回目)
  • アンソニー・クウェイル(賞金ランキング18位、3年ぶり2回目)
  • 時松隆光 (賞金ランキング19位、7年連続7回目)
  • 片岡尚之 (賞金ランキング20位、2年連続2回目)
  • 木下稜介 (賞金ランキング21位、3年連続3回目)
  • 清水大成 (賞金ランキング23位、初出場)
  • 大岩龍一 (賞金ランキング26位、2年連続2回目)
  • 出水田大二郎 (賞金ランキング27位、2年ぶり3回目)
  • 小平智 (賞金ランキング28位、3年ぶり8回目)
  • 長野泰雅 (賞金ランキング29位、初出場)
  • トッド・ペク (賞金ランキング30位、3年連続3回目)
  • 小林伸太郎 (賞金ランキング39位、初出場)
  • 蟬川泰果 (初出場)
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