現地時間2月6日、FIS(国際スキー連盟)ノルディック複合ワールドカップ(W杯)男子個人第12戦が、ドイツ・クリンゲンタールで行われた。優勝したヴィンツェンツ・ガイガーをはじめ、強豪ドイツ勢が表彰台を独占した。日本人トップは、渡部暁斗(北野建設SC)の6位。前半ジャンプ(ヒルサイズ=140m)で首位だった山本涼太(長野日野自動車SC)は9位。
渡部暁斗はジャンプで5位。クロスカントリー(10km)では、首位の山本と44秒差でスタートし、6位でゴールイン。5戦連続の表彰台はならなかった。山本涼太がジャンプで1位に立つと、FIS公式SNSが「日本のリーベルが再びやってのけた!」と紹介した。山本は、クロスカントリーで失速し、この日を9位で終えた。
渡部善斗(北野建設SC)は24位、永井秀昭(岐阜日野自動車SC)が26位で続く。谷地宙(早稲田大学)は35位だった。表彰台を独占したドイツ勢でガイガーに続いたのは、2位のファビアン・リースレと3位のエリック・フレンツェルだった。7日は同地でW杯個人第13戦が行われる。