FIS(国際スキー連盟)ノルディック複合ワールドカップ(W杯)男子個人第10戦が、現地時間の1月30日にオーストリア・ゼーフェルトで行われた。渡部暁斗(北野建設SC)が2戦連続、W杯通算28度目の2位。今季4度目の表彰台で、総合順位も3位に浮上した。優勝は、前日に続きヤール=マグヌス・リーベル(ノルウェー)。
渡部暁斗は、前半のジャンプ(ヒルサイズ=109m)でリーベルに次いで2位。27秒差でスタートした後半のクロスカントリー(10Km)では、優勝したリーベルに、さらに6.3秒離されて2位でゴールした。
日本勢は、山本涼太(長野日野自動車SC)が20位。得意のジャンプで16位と、精彩を欠いた。永井秀昭(岐阜日野自動車SC)が22位、木村幸大(中央大学)は40位に入った。谷地宙(早稲田大学)は47位だった。31日は同地で、W杯男子個人第11戦が行われる。