オーストリア・ラムサウで史上初となるFIS(国際スキー連盟)ノルディック複合ワールドカップ(W杯)の女子個人第1戦が、12月18日に行われた。中村安寿(東海大学)が3位で表彰台に上がった。ジャンプ(ヒルサイズ=98m)で3位に入ると、クロスカントリー(5Km)でも好タイムを出し、そのまま3位をキープした。
優勝は、タラ・ジェラティ=モーツ(米国)。ジャンプは6位と出遅れたが、クロスカントリーで39秒遅れを巻き返し、逆転優勝を決めた。2位はギダ・ヴェストヴォル=ハンセン(ノルウェー)が入った。日本勢で中村の3位に続いたのは、14位の葛西優奈(東海大学付属札幌高校)。宮﨑彩音(飯山高校)は17位、畔上沙那(日本体育大学)は23位だった。
ノルディック複合女子W杯第1戦は、12月4日開催予定だったノルウェー・リレハンメル大会と1月上旬のエストニア・オテパー大会がキャンセルとなり、オーストリア・ラムサウに開催地が変更されていた。