【ノルディック複合】W杯男子個人第9戦:渡部暁斗は数センチの差で2位…今季3度目の表彰台

1 執筆者 鈴木花
Akito Watabe
(2019 Getty Images)

現地時間1月29日、FIS(国際スキー連盟)ノルディック複合ワールドカップ(W杯)男子個人第9戦が、オーストリア・ゼーフェルトで行われた。渡部暁斗(北野建設SC)が2位に入り、2大会連続、今季3度目の表彰台に上がった。優勝はヤール=マグヌス・リーベル(ノルウェー)。最後は数センチの僅差で渡部暁斗とのレースを制した。

ノルディック複合W杯男子個人第9戦・結果(FIS公式)

渡部暁斗とリーベルは、ゴール直前でほぼ同時にゴールイン。写真撮影の結果、数センチの差が明暗を分けた。前半のジャンプ(ヒルサイズ=109m)では、1位のリーベルが138.9ポイント、2位の渡部暁斗が138.8ポイントで、ほぼ互角。後半のクロスカントリー(5Km)では、同時スタートで両者が一歩も譲らず最後まで競り合った。

ほか日本勢は、前回3位で初の表彰台に立った山本涼太(長野日野自動車SC)は16位。永井秀昭(岐阜日野自動車SC)が18位、木村幸大(中央大学)は46位に入った。谷地宙(早稲田大学)は49位だった。渡部善斗(北野建設SC)は、エントリーしていたものの、出場しなかった。翌30日は、同地でW杯男子個人第10戦が行われる。

ノルディック複合男子W杯ゼーフェルト大会の日程・放送予定

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