FIS(国際スキー連盟)ノルディック複合ワールドカップ(W杯)男子個人第8戦が、現地時間1月24日、フィンランド・ラハティで行われた。渡部暁斗(北野建設SC)が、今季初優勝。荻原健司と並び、日本人最多となる通算19勝目を挙げた。山本涼太(長野日野自動車SC)も3位に入り、初めてW杯の表彰台に上がった。
FIS公式サイトは、この日のレースを「良いジャンプとスマートな戦術。渡部がラハティでの3勝目を挙げた」と紹介した。前半のジャンプ(ヒルサイズ=130m)で、渡部暁斗は2位、山本涼太が1位の好成績。後半のクロスカントリー(10Km)でも、渡部暁斗はヤール=マグヌス・リーベル(ノルウェー)の追い上げから逃げ切った。
渡部善斗(北野建設SC)は14位、永井秀昭(岐阜日野自動車SC)が18位に入った。木村幸大(中央大学)は28位、谷地宙(早稲田大学)は35位だった。次戦は、1月29日からオーストリア・ゼーフェルトでW杯男子個人第9戦が開催される。