セルビア・ベオグラードで行われているレスリング世界選手権2023は、大会4日目を迎えた9月19日に女子50kg級、57kg級、65kg級、76kg級の準決勝までが行われ、日本からは須﨑優衣、櫻井つぐみ、尾﨑野乃香、鏡優翔(ゆうか)が登場。4選手ともに決勝進出を決めた。
今回の大会では、5位以内の選手が属する国内オリンピック委員会がパリ2024出場枠を獲得することになっており、日本レスリング協会ではメダルを獲得した選手をパリ2024オリンピックの代表内定選手とすることを発表している。世界選手権・準決勝の結果により、オリンピック階級の50kg級、57kg級、76kg級で、須﨑、櫻井、鏡のメダル獲得が確定し、それぞれパリ2024オリンピック日本代表に内定した。
東京2020金メダリストの須﨑は、初戦で対戦したコロンビアの選手に最初の1ポイントを取られるも、その後は落ち着いてテクニカルスペリオリティを決めて勝利すると、準々決勝も危なげなく勝ち上がり、準決勝では第2ピリオドを4-2でスタートすることになったが、最後は8-2で決勝進出を決めた。
準決勝後、須﨑は「ここで世界チャンピオンになってパリにいくことが私の大きな目標なので、しっかり明日(20日)世界チャンピオンになって、一番いい形でパリに向かいたいと思います」と語った。
レスリング
16日 - 24日 9月
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