ワールドアスレティックス(WA)評価委員会のメンバーが5月25日と26日の2日間、2025年世界陸上競技選手権大会の招致を目指している日本の視察を実施した。26日はTokyo2020オリンピックの開閉会式、陸上競技でも使用された東京都新宿区・国立競技場を訪問。スポーツ庁長官の室伏広治氏、女子100mハードルの寺田明日香らが出迎えた。
室伏氏は「Tokyo2020のレガシーを継承、発展という観点から、世界陸上を開催することは有意義だと考えている。政府としてもできる限りの支援をしていく」とコメント。寺田は「オリンピックでは多くの方が実際に競技を見ることはできなかった。世界中のスポーツファンが国立競技場で陸上競技を楽しめる機会になればいいと思う」と招致への思いを語った。