世界陸上選手権2023 日程・日にち別の見どころ 

2023年8月19日〜27日にハンガリー・ブダペストで開催される世界陸上2023。9日間にわたるこの大会の初日から最終日までの見どころを紹介する。 

5 執筆者 Olympics.com
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(2023 Getty Images)

パリ2024オリンピックを来年夏に控え、世界各地のトップアスリートがハンガリーに集結! 首都ブダペストのドナウ川沿いに位置するハンガリー国立陸上競技センターで、8月19日〜27日に世界陸上選手権2023が開催される。

9日間にわたる競技期間中に実施されるのは、陸上競技の合計49種目。このうち6種目(競歩4種目とマラソン2種目)はブダペスト市街で行われ、ランナーたちは英雄広場を発着点としてブダペスト最大の観光スポットを通過する。また、昨年の世界陸上2022オレゴン大会で導入され好評を博した「チームトロフィー」が今大会でも採用され、全種目を通じて最高のチームが表彰される。

Olympics.comでは、予選から決勝までのそれぞれのスケジュールとともに、毎日の注目種目・選手をまとめた。

8月19日(土)男子競歩20km、山西利和3連覇なるか!?

世界陸上2023は英雄広場を発着点とする男子20km競歩で幕を開け、日本からは2連覇中の山西利和らが登場する。また現地時間の午前中に行われる男子3000m障害には、今季ダイヤモンドリーグでも好成績をおさめている三浦龍司らが出場を予定している。

現地時間夕方に予定されている開会式のあと、3種目(男子砲丸投、女子10000m、混合4x400mリレー)で決勝が行われる。中でも、男子砲丸投の世界王者ライアン・クラウザーは注目選手のひとりで、世界記録を保持する彼は、今年だけで自己ベストを20cm近く更新中。世界陸上ではどんな記録を打ち立てるのか。

初日から男子100mも始まり、午前中に予備予選、午後に予選が行われる。日本からはサニブラウン・アブデル・ハキーム、坂井隆一郎、栁田大輝がエントリー。海外選手では、前回大会覇者のフレッド・カーリー(アメリカ合衆国)やノア・ライルズ(アメリカ合衆国)など、栄冠を狙う選手たちが予選に登場する。

[1日目のスケジュール]スケジュールは急遽変更される場合もある。

  • 8:50(日本時間 15:50)男子20km競歩 - 決勝
  • 10:30(日本時間 17:30)男子砲丸投 -予選
  • 10:35(日本時間 17:35)女子七種競技 - 100mハードル
  • 11:05(日本時間 18:05)混合4x400mリレー - 予選
  • 11:35(日本時間 18:35)男子3000m障害 - 予選
  • 11:45(日本時間 18:45)女子七種競技 - 走高跳
  • 12:00(日本時間 19:00)男子ハンマー投 - 予選 A
  • 12:25(日本時間 19:25)女子走幅跳 - 予選
  • 12:35(日本時間 19:23)男子100m - 予備予選
  • 13:15(日本時間 20:15)女子1500m - 予選
  • 13:40(日本時間 20:40)男子ハンマー投 - 予選 B
  • 18:15(日本時間 翌1:15)開会式
  • 19:02(日本時間 翌2:02)男子1500m - 予選
  • 19:05(日本時間 翌2:05)女子七種競技 - 砲丸投
  • 19:10(日本時間 翌2:10)男子円盤投- 予選 A
  • 19:35(日本時間 翌2:35)男子三段跳 - 予選
  • 19:43(日本時間 翌2:43)男子100m - 予選
  • 20:30(日本時間 翌3:30)女子七種競技 - 200m
  • 20:35(日本時間 翌3:35)男子砲丸投 - 決勝
  • 20:40(日本時間 翌3:40)男子円盤投- 予選 B
  • 20:55(日本時間 翌3:55)女子10000m - 決勝
  • 21:47(日本時間 翌4:47)混合4x400mリレー - 決勝

8月20日(日)男子110mハードルに泉谷駿介、女子1500mに田中希実ら登場

2日目はハンガリー最大の祝祭日のひとつである建国記念日の祝日と重なる。ブダペスト中心部で盛大なイベントが行われることから、競技の開始・終了時刻が早められた。

同日最後のプログラムで大注目の男子100m決勝は、日本時間の21日午前2時10分に行われる。フレッド・カーリーのほか、ノア・ライルズ、ツァーネル・ヒューズ(英国)、ファーディナンド・オムルワ(ケニア)らに注目が集まる。

午前中に予定されている男子110mハードルには、今季日本記録を更新し、ダイヤモンドリーグでも好成績をおさめた泉谷駿介が予選に登場するほか、男子走高跳には前回大会で日本選手として初めて8位に入賞した真野友博、女子1500mでは決勝進出を狙う田中希実らが登場する。

[2日目のスケジュール]

  • 7:15(日本時間 14:15)女子20km競歩 - 決勝
  • 9:00(日本時間 16:00)女子円盤投- 予選 A
  • 9:35(日本時間 16:35)女子400m - 予選
  • 9:50(日本時間 16:50)女子七種競技 - 走幅跳
  • 10:25(日本時間 17:25)男子400m - 予選
  • 10:30(日本時間 17:30)女子円盤投 - 予選 B
  • 10:35(日本時間 17:35)男子走高跳 - 予選
  • 11:25(日本時間 18:25)男子400mハードル - 予選
  • 12:00(日本時間 19:00)女子七種競技 - やり投 A
  • 12:10(日本時間 19:10)女子100m - 予選
  • 13:05(日本時間 20:05)男子110mハードル - 予選
  • 13:05(日本時間 20:05)女子七種競技 - やり投 B
  • 16:35(日本時間 23:35)男子100m - 準決勝
  • 16:55(日本時間 23:55)女子走幅跳 - 決勝
  • 17:05(日本時間 24:05)女子1500m - 準決勝
  • 17:35(日本時間 24:35)男子1500m - 準決勝
  • 17:50(日本時間 24:50)男子ハンマー投 - 決勝
  • 18:00(日本時間 翌1:00)女子七種競技 - 800m(決勝)
  • 18:25(日本時間 翌1:25)男子10000m - 決勝
  • 19:10(日本時間 翌2:10)男子100m - 決勝

8月21日(月) 女子100m最速アスリートが決定する

女子100m決勝は、前日の男子決勝よりも興味深い展開となるかもしれない。ジャマイカからはシェリカ・ジャクソンと前回大会優勝のシェリー・アン・フレーザー・プライスらが出場を予定しており(エレイン・トンプソン・ヘラはリレーのみに出場)、彼女たちは世界選手権デビューのシャケリ・リチャードソン(アメリカ合衆国)と対決することになるだろう。

ジャクソンとリチャードソンは、今季の世界最速タイムでトップ2に立ち、フレーザー・プライスは世界陸上最多タイの大会6連覇を狙う。

そのほか、男子三段跳、男子円盤投、男子110mハードルで決勝が行われる。男子110mハードルではグラント・ホロウェイが2019年と2022年に続く3連覇に挑む一方、7月のダイヤモンドリーグ・ロンドン大会でホロウェイに0.05秒差に迫った泉谷の活躍からも目が離せない。

[3日目のスケジュール]

  • 18:40(日本時間 翌1:40)女子棒高跳 - 予選
  • 18:50(日本時間 翌1:50)女子400mハードル - 予選
  • 19:35(日本時間 翌2:35)男子400mハードル - 準決勝
  • 19:40(日本時間 翌2:40)男子三段跳 - 決勝
  • 20:05(日本時間 翌3:05)男子110mハードル - 準決勝
  • 20:30(日本時間 翌3:30)男子円盤投 - 決勝
  • 20:35(日本時間 翌3:35)女子100m - 準決勝
  • 21:10(日本時間 翌4:10)女子400m - 準決勝
  • 21:40(日本時間 翌4:40)男子110mハードル - 決勝
  • 21:50(日本時間 翌4:50)女子100m - 決勝

8月22日(火)世界記録保持者フェイス・キピエゴンの走りに注目

4日目は女子100mハードル予選から始まり、日本からは寺田明日香、青木益未、田中佑美が出場する。

この日は決勝が4種目予定され、女子1500mでは、世界記録保持者で自身3度目の世界一を狙うフェイス・キピエゴン(ケニア)、ライバルのシファン・ハッサン(オランダ)らに注目が集まる。この決勝レースを目指す田中は、3種目に出場した前回大会で1500m準決勝敗退となっており、今回は1500mと5000mに絞ってそれぞれで決勝進出を狙う。

男子3000m障害では世界記録を更新したばかりのラメチャ・ギルマ(エチオピア)が、オリンピックク金メダリストで世界王者のスフィアン・エルバッカリ(モロッコ)と今季初めて3000m障害で顔を合わせる。日本の三浦も上位入賞を狙う。

この他、オリンピック金メダリストのムタズ・エサ・バルシム(カタール)が4連覇を狙う男子走高跳、女子円盤投の決勝が予定されている。

[4日目のスケジュール]

  • 18:40(日本時間 翌1:40)女子100mハードル - 予選
  • 19:20(日本時間 翌2:20)男子800m - 予選
  • 19:55(日本時間 翌2:55)男子走高跳 - 決勝
  • 20:20(日本時間 翌3:20)女子円盤投 - 決勝
  • 20:25(日本時間 翌3:25)女子400mハードル - 準決勝
  • 21:00(日本時間 翌4:00)男子400mハードル - 準決勝
  • 21:30(日本時間 翌4:30)女子1500m - 決勝
  • 21:42(日本時間 翌4:42)男子3000m障害 - 決勝

8月23日(水)やり投・北口榛花が登場、男子400mハードルのワーホルムの活躍は?

世界記録保持者で、過去12戦無敗のカルステン・ワーホルム(ノルウェー)が男子400mハードル決勝に登場することは間違いないだろう。昨シーズンは怪我に苦しみ、世界陸上2022では表彰台に立つことができなかった彼が、世界タイトル奪還を狙う。

一方、女子400mハードルの世界記録保持者であるシドニー・マクラフリン(アメリカ合衆国)は、今大会で女子400mに専念する予定だったが、膝の怪我を理由に大会1週間前に欠場を発表した。

また大会5日目には女子やり投がスタートする。先日日本記録を更新したばかりの北口榛花のほか、斉藤真理菜、上田百寧が登場する。

[5日目のスケジュール]

  • 10:05(日本時間 17:05)女子800m - 予選
  • 10:15(日本時間 17:15)男子棒高跳 - 予選
  • 10:20(日本時間 17:20)女子やり投 - 予選 A
  • 11:10(日本時間 18:10)女子5000m - 予選
  • 11:15(日本時間 18:15)男子走幅跳 - 予選
  • 11:55(日本時間 18:55)女子やり投 - 予選 B
  • 12:05(日本時間 19:05)女子200m - 予選
  • 12:50(日本時間 19:50)男子200m - 予選
  • 19:00(日本時間 翌2:00)女子ハンマー投 - 予選 A
  • 19:10(日本時間 翌2:10)女子三段跳 - 予選
  • 19:30(日本時間 翌2:30)女子棒高跳 - 決勝
  • 19:45(日本時間 翌2:45)女子3000m障害 - 予選
  • 20:35(日本時間 翌3:35)女子ハンマー投 - 予選 B
  • 20:40(日本時間 翌3:40)女子100mハードル - 準決勝
  • 21:15(日本時間 翌4:15)男子1500m - 決勝
  • 21:35(日本時間 翌4:35)女子400m - 決勝
  • 21:50(日本時間 翌4:50)男子400mハードル - 決勝

8月24日(木)男子35km競歩、野田明宏の日本記録更新なるか?

6日目は、午前中に行われる男女35km競歩から始まり、合計7種目でメダルが授与される。男子35km競歩には前回大会で銀メダルを獲得した川野将虎(まさとら)、4月に日本記録を更新し、世界歴代3位にランクインした野田明宏らがブダペストの街を歩き抜く。

夜の部では、男子走幅跳、女子ハンマー投、女子100mハードル、男子400m、女子400mハードルの決勝が予定されている。男子走幅跳は前日に予選が行われ、日本記録保持者の城山正太郎や、前回大会で決勝に進出し、2019年大会では8位入賞となった橋岡優輝が決勝に駒を進めるべくトレーニングの成果を発揮する。

[6日目のスケジュール]

  • 7:00(日本時間 14:00)男子35km競歩 - 決勝
  • 7:00(日本時間 14:00)女子35km競歩 - 決勝
  • 19:00(日本時間 翌2:00)男子5000m - 予選
  • 19:30(日本時間 翌2:30)男子走幅跳 - 決勝
  • 19:45(日本時間 翌2:45)女子200m - 準決勝
  • 20:15(日本時間 翌3:15)女子ハンマー投 - 決勝
  • 20:20(日本時間 翌3:20)男子200m - 準決勝
  • 20:50(日本時間 翌3:50)男子800m - 準決勝
  • 21:25(日本時間 翌4:25)女子100mハードル - 決勝
  • 21:35(日本時間 翌4:35)男子400m - 決勝
  • 21:50(日本時間 翌4:50)女子400mハードル - 決勝

8月25日(金) 北口榛花、2大会連続の表彰台を狙う

7日目夜には女子やり投の決勝が予定されている。同種目ではオーストラリアのケルシーリー・バーバーが2連覇を達成しており、前回大会で銅メダルを獲得した北口がバーバーに挑む。

トラック種目では唯一200mで決勝が行われ、女子ではジャマイカのシェリカ・ジャクソンが世界選手権連覇を狙う。男子ではノア・ライルズがブダペストでスプリント3冠への抱負を公言しており、彼はこの日の200mのほか、2日目の100m、8日目のリレーでの金メダルを狙う。

また、女子三段跳のユリマル・ロハス(ベネズエラ)にも注目だ。前回大会を制し、世界記録保持者でもあるロハスが、さらなる記録に挑戦する。

[7日目のスケジュール]

  • 10:05(日本時間 17:05)男子十種競技 - 100m
  • 10:10(日本時間 17:10)男子やり投 - 予選 A
  • 10:20(日本時間 17:20)女子走高跳 - 予選
  • 10:55(日本時間 17:55)男子十種競技 - 走幅跳
  • 11:45(日本時間 18:45)男子やり投 - 予選 B
  • 12:20(日本時間 19:20)男子十種競技 - 砲丸投
  • 18:30(日本時間 翌1:30)男子十種競技 - 走高跳
  • 19:30(日本時間 翌2:30)男子4x100mリレー - 予選
  • 19:35(日本時間 翌2:35)女子三段跳 - 決勝
  • 20:00(日本時間 翌3:00)女子4x100mリレー - 予選
  • 20:20(日本時間 翌3:20)女子やり投 - 決勝
  • 20:25(日本時間 翌3:25)女子800m - 準決勝
  • 21:05(日本時間 翌4:05)男子十種競技 - 400m
  • 21:40(日本時間 翌4:40)女子200m - 決勝
  • 21:50(日本時間 翌4:50)男子200m - 決勝

8月26日(土)男子4x100mリレー決勝、棒高跳のデュプランティスに注目

8日目は女子マラソンで競技がスタートする。日本からは松田瑞生、加世田梨花、佐藤早也伽がブダペストに向かう。

午後には7種目で決勝が予定されている。注目の男子棒高跳では、限界に挑戦し続けている前回大会王者のアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)が新たな世界記録を樹立する瞬間を多くの陸上ファンが楽しみにしていることだろう。

女子5000m決勝では、世界記録保持者のキピエゴンが今大会2つ目の金メダル、そして1500m以外では自身初の金メダルを狙う。

また、男女ともに4×100mリレー決勝が前日の予選に続いて行われる。日本男子は7月のダイヤモンドリーグ・ロンドン大会に坂井隆一郎、栁田大輝、小池祐貴、上山紘輝のメンバーで挑み、今季世界最速となる37秒80を記録。ブダペストでの活躍にも期待が寄せられる。

このほか、女子砲丸投、男子800m、男子十種競技の決勝が予定されている。

[8日目のスケジュール]

  • 7:00(日本時間 14:00)女子マラソン - 決勝
  • 10:05(日本時間 17:05)男子十種競技 - 110mハードル
  • 10:25(日本時間 17:25)女子砲丸投 - 予選
  • 11:00(日本時間 18:00)男子十種競技 - 円盤投A
  • 12:05(日本時間 19:05)男子十種競技 - 円盤投B
  • 14:00(日本時間 21:00)男子十種競技 - 棒高跳
  • 19:05(日本時間 翌2:05)男子十種競技 - やり投 A
  • 19:25(日本時間 翌2:25)男子棒高跳 - 決勝
  • 19:30(日本時間 翌2:30)男子4x400mリレー - 予選
  • 19:55(日本時間 翌2:55)女子4x400mリレー - 予選
  • 20:10(日本時間 翌3:10)男子十種競技 - やり投 B
  • 20:15(日本時間 翌3:15)女子砲丸投 - 決勝
  • 20:30(日本時間 翌3:30)男子800m - 決勝
  • 20:50(日本時間 翌3:50)女子5000m - 決勝
  • 21:25(日本時間 翌4:25)男子十種競技 - 1500m(決勝)
  • 21:40(日本時間 翌4:40)男子4x100mリレー - 決勝
  • 21:50(日本時間 翌4:50)女子4x100mリレー - 決勝

8月27日(日)男子マラソン、男女4x400mリレー決勝で大会に幕

最終日に行われる決勝8種目のうち、午前中に唯一行われるのが男子マラソン。日本からは其田健也、山下一貴、西山和弥がエントリーする。

残りの7種目は現地時間夜に実施される。興味深い戦いになることが予想されるのが男子やり投で、不本意なシーズンを過ごしたアンダーソン・ピーターズ(グレナダ)が復調の兆しを見せており、世界陸上3連覇を狙う。これに対抗する選手として、オリンピック金メダリストのニーラジ・チョプラ(インド)が挙げられる。日本からはディーン元気、﨑山雄太、小椋健司が出場する。

このほか、最終日の夜には、女子走高跳、男子5000m、女子800m、女子3000m障害、男子4x400mリレー、女子4x400mリレーが実施される。

[9日目のスケジュール]

  • 7:00(日本時間 14:00)男子マラソン - 決勝
  • 20:05(日本時間 翌3:05)女子走高跳 - 決勝
  • 20:10(日本時間 翌3:10)男子5000m - 決勝
  • 20:20(日本時間 翌3:20)男子やり投 - 決勝
  • 20:45(日本時間 翌3:45)女子800m - 決勝
  • 21:10(日本時間 翌4:10)女子3000m障害 - 決勝
  • 21:37(日本時間 翌4:37)男子4x400mリレー - 決勝
  • 21:47(日本時間 翌4:47)女子4x400mリレー - 決勝
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