男子バレー・パリ2024出場をかけた予選大会、招待24チーム

パリ 2024

国際バレーボール連盟は、9月12日付の世界ランキングをもとに、2023年に予定されている男子オリンピック予選大会に出場可能な24チームを明らかにした。この大会は、パリ2024オリンピックの出場権獲得をかけた最初の予選大会となる。

1 執筆者 Olympics.com I 公開日:2022年10月
Japan Volleyball
(2021 Getty Images)

国際バレーボール連盟(FIVB)が、パリ2024オリンピックのバレーボール男子オリンピック予選大会(OQT)に招待される24チームを発表した。

世界ランキング1~24位のチームは、2023年9月30日から10月8日にかけて行われるオリンピック予選大会(OQT)に出場し、各チームはオリンピック出場権の獲得を目指す。この大会によって、まず6チームがパリ2024の出場権を獲得する。

2022年9月12日付のランキングで首位となったのがポーランドで、新世界王者のイタリアがオリンピック開催国のフランスを抜いて2位に浮上した。世界選手権で銅メダルを獲得した強豪ブラジルが4位となっている。

世界ランク3位のフランスはパリ2024の開催国として出場権を自動的に獲得しており、ロシアは現時点で参加資格はない。これにより、25位カタールと26位中華人民共和国が、ともにオリンピック予選大会(OQT)への出場資格を得る。

各国の競技連盟は2022年12月初めまでに国際バレーボール連盟に対してオリンピック予選大会への参加意思を表明する必要があり、これによって出場チームが確定する。

男子日本代表、世界ランキング7位

8月末から9月初旬にかけて行われた世界選手権の決勝トーナメント初戦でフランスに敗れた日本男子は、9月12日付の世界ランキングで7位を維持。世界選手権では、東京2020金メダリストで、今年のネーションズリーグを制したフランスを土俵際まで追い詰める大健闘をみせ、フルセットの末に惜敗を喫した。

だが、フランス戦では西田有志が両チーム最多の31得点を記録したほか、高橋藍のサーブがフランスを苦しめる場面があるなど、2023年のオリンピック予選大会(OQT)に向けて手応えが感じられる世界選手権となった。

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パリ2024:バレーボールの出場チームはどうやって決まる?

パリ2024オリンピックの男子バレーボールには12チームが参加する。

オリンピック予選大会(OQT)を通じてまず6チームにオリンピック出場権が割り当てられる。予選大会では24チームが3グループに分かれて試合を行い、各組の上位2チーム(合計6チーム)がオリンピックの出場権を獲得する。

そのほかの6枠のうち、オリンピック開催国であるフランスはすでにオリンピックへの出場権を獲得しており、残りの5枠は、2024年バレーボール・ネーションズリーグ(VNL)の予選ステージ終了時のFIVB世界ランキングに応じて、以下の優先順位で割り当てられる。

  1. パリ2024の出場権をまだ獲得していない大陸の上位チーム
  2. パリ2024の出場権を獲得していない上位チーム

オリンピック予選大会(OQT)の会場について、まずは日本が会場のひとつに決定しており、女子は2023年9月16日〜24日、男子は9月30日〜10月8日に開催予定。また、組み合わせ抽選は2022年12月19日に予定されている。

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各国の競技連盟は2022年12月初めまでにオリンピック予選大会(OQT)への参加意思を表明する必要があり、これによって出場チームが確定する。

  1. ポーランド
  2. イタリア
  3. フランス(パリ2024オリンピック開催国として大会への出場権を獲得しているため、予選大会には出場しない)
  4. ブラジル
  5. ロシア(OQTへの参加資格はない)
  6. アメリカ合衆国
  7. 日本
  8. アルゼンチン
  9. スロベニア
  10. イラン・イスラム共和国
  11. セルビア
  12. キューバ
  13. オランダ
  14. トルコ
  15. カナダ
  16. ウクライナ
  17. ドイツ
  18. メキシコ
  19. チュニジア
  20. エジプト
  21. ベルギー
  22. チェコ
  23. ブルガリア
  24. フィンランド
  25. カタール
  26. 中華人民共和国

上記は9月12日付の世界ランキング。FIVB世界ランキングはこちら。

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