伊藤美誠/早田ひな、宇田幸矢/戸上隼輔 準決勝で敗れる┃卓球 WTT シンガポールスマッシュ 2023

卓球の国際大会シリーズ「WTT」における最上位大会のひとつ「シンガポールスマッシュ2023」が開催中。3月17日には、ダブルス準決勝が行われ、"みまひな"こと、女子の伊藤美誠/早田ひなと、男子の宇田幸矢/戸上隼輔のペアは、それぞれ中国代表に敗れ、決勝進出とはならなかった。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
52753698413_3ccd36f617_o
(WTT)

卓球の国際大会シリーズ「WTT」の最上位大会のひとつであるシンガポールスマッシュ2023が3月7日に開幕。ここでは、17日に行われた日本代表出場の試合結果を紹介する。

WTT公式:Singapore Smash 2023

■女子ダブルス

女子ダブルスでは準決勝2試合が行われ、日本からは "みまひな" こと、伊藤美誠/早田ひなの2名が中華人民共和国代表(チェン・ムン/ワン・イーディ)と対戦し、ゲームカウント1−3(8−11、10−12、11−7、8−11)で敗れ、決勝進出とはならなかった。

準決勝もう1試合では、別の中国代表選手が大韓民国代表を3−0でストレートで破っている。

■男子ダブルス

女子と同様、男子でもダブルス準決勝2試合が行われ、宇田幸矢/戸上隼輔のペアが前年王者のファン・ジェンドン/ワン・チューチン(中国)と対戦し、ゲームカウント1−3(10−12、7−11、11−9、9−11)で屈し、WTT最上位大会の決勝進出を逃した。

男子ダブルスの準決勝もう1試合では、韓国代表がチャイニーズ・タイペイのペアを3−1で破り、決勝進出を決めている。

18日には、男女ダブルスの決勝と男女シングルスの準決勝が行われる予定。日本代表はいずれも、トーナメント敗退となっている。

■放送予定

■出場選手一覧

※世界ランキングは3月7日時点

■大会について

卓球の国際大会、WTTシリーズの最高峰大会「WTT シンガポールスマッシュ 2023」。この大会は年に最大4大会開催され、WTTシリーズのピラミッドの頂点に位置する「グランドスマッシュ」の一つ。優勝者に与えられる世界ランキングのポイントが、オリンピックと世界選手権に並ぶ「2000」に設定されていることからも、この大会の規模の大きさが伺える。

「シンガポール・スポーツ・ハブ」で行われる今大会も、世界ランキング上位選手がずらりと並ぶ。男女ともに上位20人全員が一堂に会し、もちろん男子1位のファン・ジェンドンやTokyo2020を含むオリンピック連覇中のマ・ロン、女子1位のスン・インシャ、東京で金メダルを獲得したチェン・ムンなど、中華人民共和国勢も多数出場している。

日本男子はTokyo2020団体銅メダリストの張本智和、全日本選手権連覇中を達成した戸上隼輔らが出場。女子はTokyo2020で3つのメダルを獲得した伊藤美誠、全日本選手権で3冠を達成した早田ひなを筆頭に、Tokyo2020団体銅メダルメンバーの石川佳純、平野美宇なども出場する。ダブルスでは男子世界1位の宇田幸矢/戸上ペア、女子2位のみまひなペアも注目だ。

もっと見る