卓球の国際大会シリーズ「WTT」の最上位大会の1つ、シンガポールスマッシュ2023が3月7日に開幕。15日の試合結果を紹介する。
WTT公式:Singapore Smash 2023
混合ダブルスは準決勝を実施。日本から出場の張本智和/早田ひなは、中国の樊振東(ファン・ジェンドン)/王曼昱(ワン・マンユ)と対戦した。張本/早田は第1ゲームを11‐4で先取すると、その後も11-8、12-10で取りストレート勝ちを収めた。決勝の相手は中国の王楚欽(ワン・チューチン)/孫穎莎(スン・インシャ)に決まっている。
男女ダブルスは2回戦を実施。男子では宇田幸矢/戸上隼輔がフランスのぺアを3-2(6-11,11-7,11-5,8-11,11-5)で撃破。女子は伊藤美誠/早田ひながチャイニーズタイペイのペアをストレートで下した。
男子シングルスの戸上隼輔、女子シングルスの平野美宇はそれぞれ3回戦で敗れている。
■放送予定
- テレビ:未定
- ネット:YouTube・テレビ東京卓球チャンネル(本戦以降)
■出場選手一覧
※世界ランキングは3月7日時点
■大会について
卓球の国際大会、WTTシリーズの最高峰大会「WTT シンガポールスマッシュ 2023」。この大会は年に最大4大会開催され、WTTシリーズのピラミッドの頂点に位置する「グランドスマッシュ」の一つ。優勝者に与えられる世界ランキングのポイントが、オリンピックと世界選手権に並ぶ「2000」に設定されていることからも、この大会の規模の大きさが伺える。
「シンガポール・スポーツ・ハブ」で行われる今大会も、世界ランキング上位選手がずらりと並ぶ。男女ともに上位20人全員が一堂に会し、もちろん男子1位のファン・ジェンドンやTokyo2020を含むオリンピック連覇中のマ・ロン、女子1位のスン・インシャ、東京で金メダルを獲得したチェン・ムンなど、中華人民共和国勢も多数出場している。
日本男子はTokyo2020団体銅メダリストの張本智和、全日本選手権連覇中を達成した戸上隼輔らが出場。女子はTokyo2020で3つのメダルを獲得した伊藤美誠、全日本選手権で3冠を達成した早田ひなを筆頭に、Tokyo2020団体銅メダルメンバーの石川佳純、平野美宇なども出場する。ダブルスでは男子世界1位の宇田幸矢/戸上ペア、女子2位のみまひなペアも注目だ。