ボルダー第5戦で緒方良行が銅メダル|スポーツクライミングワールドカップ2023 ブレッサノネ

イタリア北部の街・ブレッサノネで開催されたIFSCクライミングワールドカップ・ボルダー第5戦で、日本代表4名が決勝に進出。そのうち、2年連続で年間総合優勝を果たしている緒方良行が3位に入り、今シーズン初めて表彰台に上った。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(© Dimitris Tosidis/IFSC)

国際スポーツクライミング連盟(IFSC)が主催するクライミングワールドカップ2023ボルダー第5戦が、イタリア北部の街・ブレッサノネで現地時間6月9日から11日までの3日間にわたって行われた。

大会公式:IFSC - CLIMBING WORLD CUP (B) - BRIXEN (ITA) 2023

9日の予選、11日午前の準決勝を経て、上位6名だけが出場できる午後の決勝に日本代表4名が進出した。

そのうち、2021年から2022年までの2年連続で年間総合優勝を果たしている緒方良行が3位に入り、今シーズン初めてワールドカップの表彰台に上った。

なお、優勝はワールドカップ初優勝のイギリス代表の選手(Toby Roberts)だった。

IFSCクライミングワールドカップ2023 ボルダー第5戦の男子決勝の最終順位は、以下の通り。

  1. Toby Roberts(イギリス)
  2. Lee Dohyun(大韓民国)
  3. 緒方良行
  4. 楢﨑明智
  5. 安楽宙斗
  6. 楢崎智亜

10日には、女子の準決勝ならびに決勝が行われたが、日本代表はいずれもファイナル進出とはならなかった。

次戦ボルダーのワールドカップが、2023年シーズン最終戦となり、オーストリア・インスブルックにて現地時間6月14日から18日まで行われる。

また、開幕まで1年余りと迫るパリ2024の出場枠をかけた最初の争いとなるIFSCクライミング世界選手権2023は、スイスの首都・ベルンにて現地時間8月1日に開幕する。

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