【スピードスケート】W杯第4戦3日目:髙木美帆、女子1000mで2位…大会通じてメダル3個獲得

カナダのカルガリー・オリンピック・オーバルで開催されたスピードスケートのワールドカップ第4戦は、現地時間12月18日に大会3日目を迎え4種目の決勝を行った。女子1000mでは、北京2022同種目金メダルの髙木美帆が2位となり、今大会通じて、金1、銀2の計3個のメダルを獲得した。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(GETTY IMAGES)

2022/2023シーズンのISU(国際スケート連盟)ワールドカップ(W杯)スピードスケート第4戦が、カナダ・アルバータ州のカルガリー・オリンピック・オーバルにて開催され、現地時間12月18日に大会最終日となる3日目を迎え、男女それぞれ1000m決勝と、マススタートの準決勝ならびに決勝が行われた。ワールドカップ第3戦(12月9日〜11日)に続き、第4戦(12月16日〜18日)も同会場にて行われている。

■女子1000m

北京2022の同種目で金メダルを獲得している髙木美帆が、タイム1:13.19で2位に入った。これにより、髙木は第4戦だけで金1(1500m)、銀2(500m/1000m)の合計3個のメダルを獲得している。なお、この種目の優勝は、北京2022銀メダリストのユッタ・レールダム (オランダ)だった。

女子1000m決勝の表彰台成績は、以下の通り。

  1. ユッタ・レールダム (オランダ)1:12.53
  2. 髙木美帆 1:13.19
  3. キミ・ゲッツ(アメリカ合衆国) 1:13.58

■女子マススタート

女子のマススタート決勝に進出した、北京2022ショートトラック代表で、スピードスケートとの二刀流で活動している菊池純礼は、4位に入り、惜しくも表彰台を逃した。また、堀川桃香は6位となっている。

このほか、男子マススタート決勝では土屋良輔が8位、男子1000m決勝に出場した山田和哉は、パーソナルベストを更新するタイム(1:07.68)で6位に入り、兄の山田将矢は8位だった。

大会公式:ISU World Cup Speed Skating #4

ワールドカップ第5戦は、2023年2月10月から12日まで、ポーランドのトマシュフ・マゾビエツキにて開催される。また、12月28日から30日までは、青森県八戸市のYSアリーナ八戸において、第90回全日本スピードスケート選手権大会が開催される。

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