大谷翔平、ロサンゼルス・ドジャースと契約合意

大谷翔平が自身のインスタグラムを更新。ロサンゼルス・ドジャースに移籍することを発表した。

OHTANI Shohei

北米プロ野球・MLBアメリカンリーグ西地区のロサンゼルス・エンゼルスからFA(フリーエージェント)となり、その去就が注目されていた大谷翔平は日本時間12月10日未明、自身のインスタグラムを更新。ロサンゼルス・ドジャース(ナショナルリーグ西地区)と契約合意したことを伝えた。

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大谷は英語で次のようにコメントしている。

「野球ファンの皆様、そして野球界に関わる全ての方々へ、決断に時間が掛かってしまったことをお詫び申し上げます。次のチームとしてドジャースを選択することに決めました」

「まず、この6年間、私を支えてくださったエンゼルスの皆様、ファンの皆様、そして今回の交渉過程に関わった全てのチーム関係者に心から感謝の意を表したいと思います。特に、全ての浮き沈みを通して私を応援してくださったエンゼルスのファンの方々、皆さんの応援と声援は私にとって世界中の意味がありました。エンゼルスで過ごした6年間は、私の心に永遠に刻まれるでしょう」

「そしてドジャースファンの皆様、私は常にチームのために最善を尽くし、最高の自分になるために努力することを約束します。私のプレーヤーとしてのキャリアの最後の日まで、私はドジャースだけでなく、野球界のために前進し続けたいと思います」

「文章では伝えきれないこともあるので、後日記者会見で改めてお話ししたいと思います。どうもありがとうございました」

この発表を受け、MLB公式サイトは「大谷翔平、史上最高額の契約でドジャースへ」というタイトルで、Sarah Wexler記者による記事を掲載。今回の契約が10年総額7億ドル(約1014億円)であること。2017年から2021年までFCバルセロナ(スペイン)と契約したサッカー界のスーパースター、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの4年総額5億5500万ユーロ(約705億円、現在のレートで約970億円)を超え、世界スポーツ史上最高額の契約になると推測されることを伝えた。

また大谷の代理人を務めるネズ・バレロ氏による「大谷選手はドジャースの一員になることをとても喜んでいます。彼はこのパートナーシップを始めることに興奮しており、双方が長期的な成功に向けた真のコミットメントを示すような契約を構築しました。大谷選手と私は、関心を寄せてくださった全ての球団、特にこの過程を通してより深く知れた素晴らしい人々に感謝しています」との声明を紹介している。

MLBは7月に2024シーズンの日程を発表しており、ドジャースは3月20日と21日、大韓民国のソウルでサンディエゴ・パドレスと開幕2連戦を行う。大韓民国でMLB開幕戦が行われるのは史上初。

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