柔道男子100kg級でTokyo2020金メダリストのウルフ アロンが、2025年6月に開催される全日本実業団体対抗大会をもって現役を引退することが9月2日にわかった。出身地の東京都葛飾区への表敬訪問で取材に応じ、各社が報じた。
ウルフはパリ2024の個人戦で準々決勝敗退となり7位。混合団体では日本の銀メダル獲得に貢献した。その後、自身のYouTubeチャンネルで8月10日に公開された動画で、全日本実業団体対抗大会を最後に現役引退の意向を表明。2日に報道陣の前で改めて現役引退の意思を伝えた。
ウルフは今後、佐賀県で10月5日に開幕する第78回国民スポーツ大会に出場予定。日本代表として出場する国際大会は12月のグランドスラム東京が最後となる見込みだという。現役最後の大会となる全日本実業団体対抗大会は2025年6月に開催予定となっている。