ウズベキスタン・タシケントで開催されている柔道の世界選手権大会(TASHKENT WORLD CHAMPIONSHIPS SENIOR 2022)は大会4日目となる現地時間10月9日、男子81キロ級と女子63キロ級を行った。
■永瀬貴規、藤原崇太郎を下して銅
男子81キロ級には、日本からTokyo2020金メダリストの永瀬貴規と藤原崇太郎が出場。永瀬はヌグザリ・タタラシビリ(アラブ首長国連邦)、サミ・シュシ(ベルギー)を破って準々決勝に臨むも、タト・グリガラシビリ(ジョージア)に黒星を喫して敗者復活戦に回る。敗者復活戦ではイ・ジョンファン(大韓民国)に勝利。3位決定戦に進む。
1回戦から出場の藤原はキム・ジョンフン(韓国)、ジョアン・フェルナンド(ポルトガル)、シャロフィディン・ボルタボエフ(ウズベキスタン)、ウングバリ・アッティラ(ハンガリー)を下して4強に進出する。準決勝でマティアス・カス(ベルギー)に敗れた藤原は、永瀬との3位決定戦に臨む。
3位決定戦は藤原の指導3で永瀬の反則勝ち。なお決勝では、グリガラシビリがカスを下している。
■堀川恵が金メダル獲得
女子63キロ級、日本からは堀川恵がエントリー。堀川はニコル・ディサント(イタリア)、カタリナ・ヘッカー(オーストラリア)、ルーシー・レンシャル(イギリス)、バルバラ・ティモ(ポルトガル)を退け、決勝へと進む。決勝ではTokyo2020銅メダリストのカトリーヌ・ボーシュマン=ピナール(カナダ)と対戦。堀川は終了間際に内股を決めて一本勝ち。世界柔道初出場で初優勝を果たした。