ウズベキスタン・タシケントで開催されている柔道の世界選手権大会(TASHKENT WORLD CHAMPIONSHIPS SENIOR 2022)は大会3日目となる現地時間10月8日、男子73キロ級と女子57キロ級を行った。
■橋本壮市、5年ぶり王者とならず
男子73キロ級には、橋本壮市が出場。初戦でフランス選手(Joan-Benjamin Gaba)を下すと、3回戦でウズベキスタン選手(Murodjon YULDOSHEV)、準々決勝でジョージアのラシャ・シャヴダトゥアシビリ、準決勝でトハル・ブトブル(イスラエル)に勝利を収める。
決勝の相手は、Tokyo2020銅メダルのツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)。ともに指導2でゴールデンスコアの延長戦に突入すると、橋本は一瞬の隙を突かれ、小内刈りで技あり。橋本は準優勝に終わり、5年ぶりの世界王者返り咲きとはならなかった。
■舟久保遥香、得意の寝技に持ち込むも
女子57キロ級には、舟久保遥香が出場。カラカシュ・ヘドビグ(ハンガリー)、ジェシカ・リマ(ブラジル)、エテリ・リパルテリアニ(ジョージア)、ホ・ミミ(大韓民国)を破って決勝進出。決勝ではリオデジャネイロ2016金メダルのラファエラ・シウバ(ブラジル)と対戦する。
舟久保は得意の寝技に持ち込むも、残り数秒で脱出を許す。すると終盤、内股で技ありを奪われて万事休す。舟久保は惜敗を喫し、銀メダルに終わった。