【柔道】世界選手権2日目：阿部一二三、阿部詩が兄妹同日優勝...一二三は丸山城志郎との決勝制す
2022年世界柔道選手権大会が10月6日に開幕。2日目となる7日は男子66kg級と女子52kg級が行われ、阿部一二三、阿部詩の兄妹が同日優勝を果たした。一二三は丸山城志郎と決勝を制している。
柔道
(AFP＝時事)
10月6日から13日にかけウズベキスタン・タシケントで開催されている「2022年世界柔道選手権大会」。大会初日の6日は、男子60kg級と女子48kg級が行われた。
■阿部一二三が丸山城志郎を倒し3度目V
男子66kg級には、Tokyo2020オリンピック金メダルの阿部一二三と世界選手権連覇中の丸山城志郎が日本から出場。阿部と丸山は順調に勝ち上がり、決勝は日本勢対決となった。試合は序盤から丸山が仕掛けるも、阿部が小外掛けで技ありを奪い優勢勝ち。2018年大会以来3度目の世界選手権制覇を果たした。
■阿部詩が2019年以来の優勝
女子52kg級には、Tokyo2020金メダリストの阿部詩が登場した。準決勝では、Tokyo2020決勝で優勝を争ったアマンディーヌ・ブシャール（フランス）と激突。技ありを取り合い延長戦にもつれるが、最後は阿部詩が内股で合わせ技一本を奪い勝ち上がる。決勝ではTokyo2020銅メダルのチェルシー・ジャイルズ（イギリス）を破り、2019年大会以来3度目の優勝を飾った。