FISU冬季ワールドユニバーシティゲームズ2023が現地時間1月11日、アメリカ合衆国ニューヨーク州レークプラシッドで開幕。フィギュアスケートは13日から競技がスタートした。
13日は男子シングルの前半ショートプログラム(SP)とアイスダンスの前半リズムダンス(RD)を行った。日本からは男子シングルに山本草太(中京大学)、壷井達也(シスメックス)、佐藤駿(明治大学)が出場。ISU(国際スケート連盟)グランプリファイナル銀メダリストの山本が101.32点の高得点で首位スタートを切った。
壷井は84.48点の2位、佐藤は84.43点の3位で続き、日本勢が上位を独占。4位は今シーズンのISUジュニアグランプリシリーズを制しているニコライ・メモラ(イタリア)で、78.96点だった。
アイスダンスRDは地元米国のロレイン・マクナマラ/アントン・スピリドノフが69.12点でトップに立った。僅差でフランスの2カップル、68.72点のマリー・デュパヤージュ/トーマス・ナバイスと68.21点のナターシャ・ラグージュ/アルノー・カッファが続いた。なお、日本勢はこの種目に出場していない。
14日は女子シングルのSP、アイスダンスの後半フリーダンスを行う。日本からは女子シングルに坂本花織(シスメックス)、三原舞依(同)、住吉りをん(オリエンタルバイオ/明治大学)がエントリーしている。
■日程
※現地時間で紹介
※日本との時差は −14時間
1月13日
- 13:00〜 アイスダンス・リズムダンス
- 17:00〜 男子シングル・SP
1月14日
- 13:00〜 女子シングル・SP
- 20:00〜 アイスダンス・フリーダンス
1月15日
- 13:00〜 男子シングル・FS
- 19:00〜 女子シングル・FS
1月16日
- 14:00〜 エキシビジョン・ガーラ
SP…ショートプログラム
FS…フリースケーティング
■放送予定
- ネット:FISU.tv(ライブ配信)
※2023年1月3日時点の情報
■TEAM JAPAN フィギュアスケート代表選手
※2023年1月3日時点の情報
TEAM JAPANとして、日本からは男女シングルにそれぞれ3名、合計6名のフィギュアスケート代表選手が出場する。北京2022女子シングルで銅メダルを獲得した坂本花織をはじめ、グランプリファイナル2022で堂々の初優勝を飾った三原舞依や男子シングルで2位銀メダル獲得の山本草太と4位の佐藤駿にくわえ、成長著しい住吉りをんと壷井達也が日本より出場する予定だ。
2022年12月16日付の日本オリンピック委員会(JOC)の発表では、北京2022男子シングルで銀メダルに輝く鍵山優真が代表選手として認定されていたが、今シーズン序盤から抱えている左足首の怪我の回復状況が良くないことを理由に、12月28日付で日本スケート連盟より同大会の欠場を発表している。これにより、鍵山に代わって、山本が代表として選出され、JOCからの正式な認定を受ける予定だ。
なお、今大会ではアイスダンスも実施される予定だが、日本代表はこの種目にエントリーしていない。