フィギュアスケート冬季ワールドユニバーシティゲームズ2023┃男子・女子シングルの出場選手は?

「FISU冬季ワールドユニバーシティゲームズ(旧名称ユニバーシアード競技大会)」におけるフィギュアスケートの出場選手を紹介。日本からは坂本花織、三原舞依、住吉りをん、山本草太、佐藤駿、壷井達也が出場する。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Sota Yamamoto
(2022 Getty Images)

アメリカ合衆国ニューヨーク州レークプラシッドにて、現地時間2023年1月12日から22日までの11日間にわたり国際大学スポーツ連盟(FISU)が主催する大学生を対象にした国際総合競技大会「FISU冬季ワールドユニバーシティゲームズ2023」が開催される。ここでは男子、女子シングルの出場者や大会日程、放送予定を紹介する。

■エントリーリスト

※1月14日時点

■注目選手

男女ともに日本代表選手が優勝争いの軸になりそうだ。男子では山本草太が楽しみな選手。今シーズンのISU(国際スケート連盟)グランプリシリーズではフランス大会で2位に入り、自身初の表彰台入りを果たした。続くNHK杯でも銀メダルを獲得し、グランプリファイナル初出場。ここでも銀メダル獲得と飛躍のシーズンになっている。同じくグランプリファイナルに出場し、4位だった佐藤駿とともに、優勝候補筆頭と言えるだろう。

海外勢ではニコライ・メモラ(イタリア)に注目。ジュニアグランプリシリーズ2大会で優勝と2位、ジュニアグランプリファイナル優勝と絶好調のシーズンを送っている。今季のジュニア界を席巻している逸材が、日本勢とハイレベルな戦いを見せてくれるはずだ。

女子は坂本花織と三原舞依が頭一つ抜けた存在だ。坂本は北京2022オリンピックの銅メダリストであり、現世界選手権女王。今シーズンでは全日本選手権を制した圧巻の演技が記憶に新しい。三原は今季、グランプリシリーズ2勝、グランプリファイナル優勝と国際大会で無敗継続中。全日本選手権でも坂本に肉薄する素晴らしいパフォーマンスで2位に入った。日本が誇る実力者2人が上位を独占する展開も十分にあり得る。

彼女たちのライバルとなるのがキム・イェリム(韓国)。NHK杯で坂本を制し、優勝を果たしたスケーターだ。北京2022にも出場した実力者で、グランプリシリーズではNHK杯優勝のほか、フランス大会で2位に入った。自身初出場となったグランプリファイナルこそ6位に沈んだが、世界トップレベルのスケーターであることは疑いようもない。世界選手権の前哨戦としても、楽しみな大会になりそうだ。

■日程(日本時間)

1月14日

  • 3:00〜 アイスダンス・リズムダンス
  • 7:00〜 男子シングル・SP

1月15日

  • 3:00〜 女子シングル・SP
  • 10:00〜 アイスダンス・フリーダンス

1月16日

  • 3:00〜 男子シングル・FS
  • 9:00〜 女子シングル・FS

1月17日

  • 4:00〜 エキシビジョン・ガーラ

SP…ショートプログラム
FS…フリースケーティング

■放送予定

  • ネット:FISU.tv(ライブ配信)
  • テレビ放送:予定なし

※2023年1月13日時点の情報

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