【フィギュアスケート】坂本花織、ジャパンオープンへ「団体戦は好き」…紀平梨花は「思い切って滑りたい」

フィギュアスケートの団体戦「木下グループカップ フィギュアスケート Japan Open 2022 3地域対抗戦」の前日練習が10月7日に行われた。坂本花織と紀平梨花が取材に応じ、大会に向けた意気込みなどを語っている。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
 Kaori Sakamoto
(2022 Getty Images)

フィギュアスケートの団体戦「木下グループカップ フィギュアスケート Japan Open 2022 3地域対抗戦」の前日練習が10月7日に行われた。練習後、坂本花織(シスメックス)と紀平梨花(トヨタ自動車)が取材に応じた。

■坂本花織「最後まで全力で」

今大会は日本、北米、欧州の3地域による団体戦で行われる。坂本は「団体戦は結構好きです。個人競技だけどみんなで頑張るというのが好きなので、出られるのがうれしいです」と楽しみにしているようだ。

坂本は9月中旬に開催されたISU(国際スケート連盟)チャレンジャーシリーズのロンバルディアトロフィーに続き、今大会がシーズン2戦目となる。2位で終えたロンバルディアトロフィー以降は「調子が落ちてしまって、そこから戻すの必死でした」という。

「今も戻ったかと言われるとわからないくらいです」と状態を明かしたが、「でも、とにかくジャパンオープンは最後まで全力で頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

■紀平梨花「思い切って滑りたい」

紀平は負傷の影響で昨シーズンのISUグランプリシリーズや全日本選手権を欠場。9月23日の中部選手権で復帰し、6位に入った。しかしそこで痛みを覚え、「やめておこうかな」とジャパンオープン欠場もよぎったという。それでもMRI検査の結果を受け、「経験にもなる」と出場を決断した。

痛みもあって「練習は控えめ」。それでもさいたまスーパーアリーナ(埼玉県さいたま市)を舞台に、海外からも選手が参加することもあって「試合の雰囲気を味わえる。本番は思い切って滑りたい」と意気込んだ。

最後に今シーズンの目標を問われた紀平は「足の完治を一番の目標としています」と返答。続いて「その次に全日本選手権に合わせていきたいと思っています。その先に世界選手権などが思っているので」とシーズンを見据えた。

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